渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

育たないストリート・ピアノ

2023年04月26日 | 日記
加古川駅のニュースが目に留まった。
ピアノだけの問題じゃない。
音楽に対する日本人の姿勢や取り組み方、或いは、根付き方の問題か。
最寄り駅の小田急線・新百合ヶ丘駅の改札口脇にピアノが置かれた時期があったが、足掛け4年に及ぶ長いコロナ禍で、消えてなくなってしまった。
再開の張り紙があった時期もあったが、その後どうなってしまったのやら。
駅から徒歩数分には昭和音大があり、また、日本映画大学校まで誘致されている。  
そんな訳で、「音楽のまち・かわさき」とか「しんゆり・芸術のまち」とか官製キャッチコピーが踊るが、必ずしも地域住民は踊らず、草の根活動も大きくは育たず、今以って魅力のある街にはみえない。
柄にもなく、ブルースハープを趣味にし、プロの先生方や多くの仲間達をみて来たが、ストリート・ピアノが育たないのが理解出来る様な気がする。
ただ、不動産の穴場駅にも見えるので、訳の判らない方々や目ざとい 外国人だけが増えている印象で、必ずしも住んでみたい街づくりへの具体性が見えない。
横浜市内の関内駅か、馬車道駅だかにもストリートピアノがあった筈だが、どうなっているだろうか?
横浜市営地下鉄ブルーラインの「あざみ野駅」から小田急線「新百合ヶ丘駅」までへの約20㎞弱?の延伸計画の実現まで、何も変わらないだろうな。
もう、私の時代じゃないですね。
コメント
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