渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

貧弱な公的音楽演奏施設

2017年06月29日 | 日記
『音楽のまち・かわさき』『芸術のまち・しんゆり』に住んで約25年。
草の根活動を実践する為、柄にもなく10穴ハーモニカ(テン・ホールズ・ハーモニカ)なんかを咥え、仲間と楽しんでいる。

練習場所は、新百合ヶ丘駅前の『麻生市民館・視聴覚室』が主で、最近は、抽選に当たらない為、代わりに駅近くの町内会館も併せ、利用せざるを得ない。

他の練習場所を捜すのだが、『音を出す』との理由で、会場は、どこでも良い、という訳には行かず。
こちらが、ハーモニカの音色や音量は、こうだと説明し、やって見せても、規則を盾に埒が明かず。

市民館の中には、音楽・楽器対応の施設は『視聴覚室』1室(定員45名)と大会議室と称する定員300人程の中ホールがある。
後者は、月例練習会場とするには適さず。

川崎市アートセンターにも、練習会場として何んとか適いそうな場所として『工房』があるが、もともと音楽・楽器練習用の空間ではないし、公演の控えとして、そちら優先。

区民16万人の麻生区には、音楽練習場所が市民館・視聴覚室1室というお粗末な実態。
しかも、他での会場確保が難しいが故に、視聴覚室にも、通常会議や打合せ、講演、公演控室等の利用者が雪崩れ込んで来て、視聴覚室でなければならない我々の様なグループが締め出される結果となっている。
似た様な人口数を抱える隣りの稲城市や東京都区部に比べて、誠に貧弱な実態が浮かんでくる。

昭和音大は、無論、学生の練習用小部屋には事欠かないが、民間に貸出して貰うには、条件や料金の問題があるので、なかなか難しい。
市民交流館「やまゆり」なるNPO運営のプレハブの様な融通の利かない手狭な施設が8・9年程前に出来ているが、会議室等のみで音出しは、No.
川崎市文化財団傘下の「しんゆり21」ホールも、大ホールで、その他間仕切り小会議室があるが、矢張り、音出しは、ノー。

K楽器店の貸ホールが隣り・百合ヶ丘駅にあるが、利便性?料金が嵩む。
隣り駅・柿生駅に、麻生区役所柿生分室だった建物があり、趣味の会や打合せ等に貸し出しているが、古色蒼然としたカビ臭い、取り壊し前の施設で、事実上、使い物にならず。

駅前の市立小学校の音楽室を休日に利用させて貰うべく、チェック中だが、既に昭和音大卒業市民等の先約があるやに聞く。
兎に角、聞いてみたい。

昨日、麻生市民館と「利用についての要望書」をベースに話合いを持った次第。
2年前から要望して来ているも、口頭でノラリクラリで一向に埒が明かないので、地域のベテラン市議を通じて書面回答を求めた。
有力市議のサポートと地域活動の生き生きしている隣りの高津区からの若手の着任で、前向き対応が期待出来そう。
麻生区民は、皆さん大人しいですネ、なんて言われてしまった。

『音楽のまち・かわさき』とのお題目や川崎北部新都心との呼び声は、空疎に響く程、箱物があまりにもプア過ぎる。






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FaceBookやGoogle

2017年06月29日 | 日記
いずれも、今を時めくICT企業の雄。
FaceBook は、全世界での利用者が20億人に達したとか。

日本での乗り出し時、まだまだ利用者が少ない時期に、登録をしかけた直後から、執拗に利用を迫って来る状態が続き、辟易とし、そのままの状態で放り出してある。
偶にちょっかいを出したり、友人からの勧誘があり、いじったりするものなら、五月蝿く利用を勧誘される。

システム・プログラムで機械的、自動的に勧誘メッセージが送られて来る仕組み故、利用者側は、つい根負けして、先に進み、利用者として取り込まれることになる。
その結果が、20億人だかどうかわからないが、誠に不愉快なSNSにしか見えない。
多くの方々が利用していて、時代の重要なコミュニケーション・ツールには見えるが、いつまで続くやら。

検索エンジンから始まるGoogleも今や多様なサービス・メニューを取り揃え、似た様なところがあり、うっかりすると利用者として囲い込まれる仕組みが凄い。

序に、日本の携帯3社も似た様なところがあり、しっかり対応たつもりでも、し切れずに、契約内容を把握し切れないまま、契約に持ち込まれる事が、少なくない。
公的監査が入るのも、至極、当然。

コンピュータ・システムとの付き合いが長く、イロハから勉強して基礎知識があるが故に、時代の流行りから取り残されない様に目配せはしているが、私の時代じゃないことは申す迄もなく痛感。

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