高橋源一郎と辻信一の『弱さの思想』で後半「難民」についての言及があって、
国家の保護も受けない代わりに管理も受けない、
その流動性や多様性こそ「我らディアスポラなり」な思想で、
弱さをさらけ出す【ひらき】=「弱くある知恵」が必要なんじゃないか…と。
支配/被支配の関係に陥らない、
勝たない=負けない知恵が生態系とのデリケートなバランスを保つのだと。
元来、人間は絶対贈与の只中で生かされている。
生態系の恩恵と文化の継承によって生が存続されている。
そんな謙虚さが取り戻せられれば、
世界はもっと住みやすいものになるはずなんだけどね。
ボクも単身LAに行って、誰も知らない何もわからない只中で青空を見上げ、
メキシカンなキリスト像が陽の光に浮き上がるのを眺め、
この世界にたった一人で対峙している現実を理解し、
その存在の弱さに慄いたワケ。
「あぁボクはここに絶対的一人だ」
その事実を受け止めた時に、
それでも生きている歓びに感謝をした。
この心持ちが「我らディアスポラ」なんじゃないか。
天からのギフトがあり、ボクはそのギフトを引き渡すために今実在している。
その俯瞰な眺めの感覚を忘れてはいけないのだなと。
0311の震災もその契機だったと思う。
#photobybozzo
国家の保護も受けない代わりに管理も受けない、
その流動性や多様性こそ「我らディアスポラなり」な思想で、
弱さをさらけ出す【ひらき】=「弱くある知恵」が必要なんじゃないか…と。
支配/被支配の関係に陥らない、
勝たない=負けない知恵が生態系とのデリケートなバランスを保つのだと。
元来、人間は絶対贈与の只中で生かされている。
生態系の恩恵と文化の継承によって生が存続されている。
そんな謙虚さが取り戻せられれば、
世界はもっと住みやすいものになるはずなんだけどね。
ボクも単身LAに行って、誰も知らない何もわからない只中で青空を見上げ、
メキシカンなキリスト像が陽の光に浮き上がるのを眺め、
この世界にたった一人で対峙している現実を理解し、
その存在の弱さに慄いたワケ。
「あぁボクはここに絶対的一人だ」
その事実を受け止めた時に、
それでも生きている歓びに感謝をした。
この心持ちが「我らディアスポラ」なんじゃないか。
天からのギフトがあり、ボクはそのギフトを引き渡すために今実在している。
その俯瞰な眺めの感覚を忘れてはいけないのだなと。
0311の震災もその契機だったと思う。
#photobybozzo