遊園地再生事業団『14歳の国』初日観劇〜!
1997年の酒鬼薔薇事件を背景に、
生徒不在の教室で教師たちが鞄の中身を調べる…という奇異な設定から、
大人たちの無責任で他人行儀で自己完結な姿態が浮かび上がる20年前の戯曲。
こそこそしながらも無駄口ばかり叩く先公どもの、
自己保身的な振舞が腹立たしくも滑稽で、
なんとも複雑な気持ちになる。
なんつうか、20年経っても全く変わってないのよね、
大人たちは。やはり組織に属してしか自立できないこの国の社会機構に問題アリアリだし、
敗戦と向き合ってこなかった為政者たちの偽善欺瞞な指向が、
無責任体質を醸成したことは否めない事実。
鞄の中身を調べながら、その根幹には足を踏み込もうとしない「事勿れ」と、
そんな脆弱な精神を見透かした14歳どもの、社会をなめた振舞との断絶が、ホント絶望的。
1日まで残19ステ。
#photobybozzo
1997年の酒鬼薔薇事件を背景に、
生徒不在の教室で教師たちが鞄の中身を調べる…という奇異な設定から、
大人たちの無責任で他人行儀で自己完結な姿態が浮かび上がる20年前の戯曲。
こそこそしながらも無駄口ばかり叩く先公どもの、
自己保身的な振舞が腹立たしくも滑稽で、
なんとも複雑な気持ちになる。
なんつうか、20年経っても全く変わってないのよね、
大人たちは。やはり組織に属してしか自立できないこの国の社会機構に問題アリアリだし、
敗戦と向き合ってこなかった為政者たちの偽善欺瞞な指向が、
無責任体質を醸成したことは否めない事実。
鞄の中身を調べながら、その根幹には足を踏み込もうとしない「事勿れ」と、
そんな脆弱な精神を見透かした14歳どもの、社会をなめた振舞との断絶が、ホント絶望的。
1日まで残19ステ。
#photobybozzo