「異端×異端」@日暮里d倉庫
三東瑠璃『MATOU』ロングバージョン。
身体表現の素晴らしさは、そこにコトバを介さず、
直截なにものかを観る者に投げかけ、
受け手の今を引きだすところにあると思うのだけど、
『MATOU』からボクは「生きるとは、損ない続けることだ」というメッセージを受けた。
異形としてのダンサーの身体からは、常に何かが損なわれている。
それは手足頭の部位であったり、座る立つの動作だったりするのだけど、
印象として常に何かが損なわれていて、
それでも果敢に立ち上がり観客と対峙する姿は、
40分という長尺に成ったが故に迫ってくる衝撃だった。
「生きる」とは、始まりから既に「損なわれる」事を宿命として内包し、
それでも果敢に一歩一歩、オノレの運命を切り開いてゆくもの。
『MATOU』の三東瑠璃からは、
その彼女の生き様が表出していて、
度肝を抜かれた。
そこには過去から現在未来へと連なる
命のパースペクティヴが存った。
類い稀なダンサーです。
#photobybozzo
三東瑠璃『MATOU』ロングバージョン。
身体表現の素晴らしさは、そこにコトバを介さず、
直截なにものかを観る者に投げかけ、
受け手の今を引きだすところにあると思うのだけど、
『MATOU』からボクは「生きるとは、損ない続けることだ」というメッセージを受けた。
異形としてのダンサーの身体からは、常に何かが損なわれている。
それは手足頭の部位であったり、座る立つの動作だったりするのだけど、
印象として常に何かが損なわれていて、
それでも果敢に立ち上がり観客と対峙する姿は、
40分という長尺に成ったが故に迫ってくる衝撃だった。
「生きる」とは、始まりから既に「損なわれる」事を宿命として内包し、
それでも果敢に一歩一歩、オノレの運命を切り開いてゆくもの。
『MATOU』の三東瑠璃からは、
その彼女の生き様が表出していて、
度肝を抜かれた。
そこには過去から現在未来へと連なる
命のパースペクティヴが存った。
類い稀なダンサーです。
#photobybozzo