#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

カーマイケルの「星くず」

2006-05-26 | MUSIC
「ひばり」を思い出したら、「星くず」も書きたくなった。

ボクの原点は母親のイージーリスニングだ。
小学生の頃から、子守歌のように、ニニロッソやサミーテイラーを聴いて過ごしていた。
意識するでもなしに。

自然と旋律が染み込んでいった。

だから、今でも馴染みのメロディには、心が騒ぐ。
そんなメロディのひとつが、この「星くず」…Stardustである。

絶妙な題名である。ほんとに星がパラパラ落ちてきそうな、満天の夜空を思い出す。
しかも、妙にしんみり…と来る。坂本九よろしく、口笛を吹きたくなる。
素直にカラダ全体で音を奏でたくなる…そんな名曲だ。


Sometimes I wonder why I spend the lonely nights dreamin' of a song
時々、ある歌が夢によみがえり、そんな時ぼくは不思議に思う。なぜこんなに寂しい夜を過ごしているのだろうと。
The melody haunts my reverie and I am once again with you
そのメロディーは夢うつつの中で鳴り続き、そしてぼくはまた君と共にいる。
When our love was new and each kiss an inspiration
ぼくらの恋が始まったばかりの、キスするたびにときめいていた頃と同じように。
Oh, but that was long ago, and now my consolation is in the stardust of a song
でも、それは遠い昔のこと。今は星屑の歌の中にぼくは慰めを見つけている。

And beside a garden wall, when the stars were bright, You were in my arms,
満天の星の下、庭の壁際にいて、君はぼくの腕の中。
the nightingale told its fairy tale of paradise where roses grew.
ナイチンゲールはおとぎ話しを語っている。パラダイスにはバラが咲きみだれていたと。
Though I dream in vain, in my heart it always will remain
今はむなしき夢。それでもぼくの心に生き続けるもの。
My stardust melody the memory of love's refrain
それは、星屑のメロディー、恋の調べの記憶。

歌詞がまた、切なくて…いい。
Lonly Night~と、伸ばすあたりが…たまらない。
夢とうつつが交じり合う、そんな交錯した気持ちの揺れが、そのままメロディになっている。
each kiss a inspiration~と、可愛く語尾が上がるあたりが…初々しい。

こんなステキな曲を、いつかソロで奏でたい…そう思い、日々努力する。
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