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#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

イエスの血は決して私を見捨てない。

2006-02-03 | MUSIC
「イエスの血は決して私を見捨てない、
 決して見捨てない、
 イエスの血は決して私を見捨てない、
 決して見捨てない、
 そのことを私は知っている、
 イエスは慈悲深いってことを」

浮浪者が旋律をつけて、イエスを想う賛美歌を口ずさむ。
永遠とループされる、その旋律にストリングスが絡んでくる。

作曲家ギャヴィン・ブライアーズの顔に、
五線譜が投影された印象的なジャケットのこの楽曲が、
頭の中でよみがえってきた。

クリスマスイブのこの日、教会には大勢の敬虔なるカトリック教徒が
ひざまずき、イエスの誕生を静かにたたえていた。
フィリピン人の80%はカトリック教徒。
まさに国民的なハレの日が、このクリスマスという訳だ。

Gavin Bryarsのこの楽曲は、永遠75分、浮浪者のリフレインに終始する。
「イエスの血は決して私を見捨てない」「イエスの血は決して私を見捨てない」…

その切実なる心情が、迫ってくる75分である。
盲目な宗教心が、その人の一生を恍惚な領域に押し上げてくれる。
曇り一つ存在しない、臨界を超えた光に包まれ、昇天する。

しかし、教会を一歩出ると、見事なミクスチャーワールドが開かれていた。
暗黒とも思えるような、絶望的なシーンに目を疑った。
…汚穢にまみれた子供が、ビニール袋を口元に押さえ、シンナーで昇天している…。

純白の牧師と、暗黒の浮浪者。

盲目の宗教心がなければ、成立しえないような
不均衡を超越した世界。

でも、ふと我に返る。

こんな夜中にパソコン相手に言葉を紡いでいる、オレはどうなんだ?
ネットゲームに夢中になり、夜を明かして出勤するサラリーマンはどうなんだ?
どこかで「イエスの血は決して私を見捨てない」と唱えていないか?

Jesus' blood never failed me yet

Never failed me yet

Jesus' blood never failed me yet

Never failed me yet

Jesus' blood never failed me yet

There's one thing I know

For he loves me so…