旅行、ときどき車弄り

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検査至上主義

2018年02月23日 | 病気
この言葉を言ったのは、某医大の医師です。病院名は伏せますが、「検査もしないで"腸の風邪"とか有り得ない。お辞めになった方が良い」と。これは大腸がんで亡くなられた俳優の方のインタビューを引用してのセリフです。

ロタウイルス・ノロウイルスなどのウイルス性腸炎と決めつけるには、他の可能性を排除してから。と言うことです。
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「3日前から腹が痛いです。下して吐きました」→×です。これでは「胃の粘膜保護剤を出しましょう」となります。

「一週刊前から腹が〇〇のように痛いです。下して吐きました。市販の下痢止めでも止まりません。今までこのようなことはありません」→これはほぼ私の12/18のパターンです。まず、血液検査・エコーです。異状が無いので翌日は胃カメラとなりました。

これも異状なく1/10の診察で3つの病気と絞られました。結果的に"正解"でした。ブログに記載の通り1ヶ月後の2/13に再エコーで異状有り、急遽翌日に造影CT、3/16(これでも最短)に手術となりました。取り敢えず色々と弄りますが内臓は一つ全摘の予定です。

手術までは検査の日々となります。
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さて、極力早めに検査しておくと"時間が稼げる"のです。

※ 大雪の1/22、"終いの棲家"として購入していた川崎の家を売りに出しました。運良く売れて来週には契約します(妻と相談して決定。今はUR賃貸とかでも駅近くで良い物件が保証人なしで入れる・但し貯蓄額要)。

※ 1月には結果を推測できました。温泉の回数も増やしましたし、一度行きたかった福島のお友達にも会えました。しかも久々にお酒も飲みました。もう固形物も食べられないし、お酒も飲めません。

※ 術後の医療関係も手配中です。Webで色々と調べることもできるし医学書も取り寄せられます。

いきなり救急車で運ばれたら何もできません。検査もしない医師は早々に見限りましょう!
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ニュースでベテラン俳優さんの訃報が流れています。
「急性心不全」とのこと。心不全は状態を示しているのであって病名ではありません。糖尿病・膠原病・癌なども原因となりますが、急性と言えば「狭心症・不整脈・弁膜症」が一般的かと思います。血栓症(エコノミー症候群etc)は心不全じゃないよね?

ちなみに、この3つの病気は事前の検査でかなり判明可能です。狭心症・不整脈は心電図、弁膜症は心エコーです。
私は「冠攣縮性狭心症」「ブルガダ症(不整脈)」ですが、検査で判明し処置しています。投薬とICD埋め込みです。

「胸が痛い、苦しい」は危険です。大病院でなくてもハートクリニックへ行きましょう。大して待ちませんし。ただ、循環器系の初診はお金が掛かります(苦笑)  他の病気と違って放置すると「一発で死ぬ」可能性があるからです。

血液検査(心筋トロポニンやBNP)、聴診器(心エコーでなくとも重度の弁膜症が分かる)、心電図、X線(心肥大)は必須です。結果によっては心エコー、24時間心電図、冠動脈CT、負荷心電図(大病院でないと危険)etcが追加されます。

癌とか難病は罹ってしまうと難しいのですが、「狭心症・不整脈・弁膜症」は日常生活に戻れる可能性が高いので、勿体無いのです。
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