旅行、ときどき車弄り

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高松・岡山・倉敷・姫路・宇治の旅(1)

2017年02月09日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
1月末にイストで出発、夫婦旅です。伊勢湾岸~新名神高速の土山SA。亀山から甲賀を通って琵琶湖の南に出る道ですが、結構雪が残っていました。

四国に渡る手前の「須磨海岸」に寄りました。ツーマプ(道路地図帳)の神戸ページでの観光名所印は六甲山・明石海峡・須磨の3ヶ所なのです。水族館等のある広い海岸線です。

碑は在原行平で、「わくらばに問ふ人あらば須磨の浦に 藻塩垂れつつわぶと答へよ」(たまたま私のことを尋ねる人があれば、須磨の浦で海藻に海水をかけて垂れる水のように、涙を流しながら侘しく暮らしていると伝えよ)
  
須磨は、源氏物語で光源氏の都落ちで出てきますね。在原行平は平安初期、源氏物語は平安中期の作品ですから。昔は、かなり寂しいところだったようです(勿論、都の者から見た場合です)。当日は穏やかでしたが、風が強い所みたいですね。海は遠浅ですし、浜に帰る風が強いので漁がし易いのかも知れません。

茶砂と歩道で、イギリスのドーヴァーを思い出しました。 

須磨海岸の近くに「現光寺」があります。この辺りは震災で全て焼失し新築、「須磨の関跡」の石碑が残るのみです。ここから西に2-3kmで源平合戦・一の谷の戦場跡となります。平家はここで壊滅的なダメージを受けました。
 
淡路島を通って香川の「栗林公園」へ。2回目の訪問ですが、25年振り位かな。以前より整備されたようです。江戸時代に造営されたそうです。
     

日本っぽい庭園ですので、ミシュランの3☆だったりします。


「屋島寺」を目指します。屋島ドライブウェイから古戦場跡が眺められます。市街地ですけど。
 
本堂は江戸時代です。
 


瓦を投げるのも25年振りです。
  
瀬戸大橋で岡山へ。ホテルは「ダイワロイネットホテル岡山駅前」@12,580円 駅が目の前で部屋も2人で狭くありません。駐車場が遠いのと、ベッドが硬いのが× 価格相応かな。

新幹線で来た妻と合流して夕食へ。「和風居酒屋 あかり」 一品目はサワラだったかな。汁物っぽい料理が多く、珍しかったです。飲まなくても腹一杯になりますね。刺身の鮮度は今一、他は美味しいです。
   
まずは、「後楽園」です。私は3回目、妻は初めてです。空襲で全て焼けて進駐軍がプール等を作って駐留していました。今の物は昭和29年からのものです。




隣接する「岡山城」へ。
 



オリジナルの石垣は、ここだけみたいです。
 



国宝でしたが空襲で焼けてしまいました。今の鉄筋製の天守は昭和41年のものです。
 

「吉備津神社」へ。予想より"こじんまり"です。3枚目の写真の列は「御朱印」目当てです。凄いですね~
  
本殿は国宝(室町時代)です。中には入れません。
 
有名な回廊は戦国時代のものです。




時間が余ったので「最上稲荷(さいじょういなり)」へ寄ることにしました。日本三大稲荷だそうで正月の参拝者数は吉備津神社を上回るそうです。大鳥居の対向車線が渋滞しています。帰路は私も並びました。

アーケード(参道?)をかなり歩きます。広島の宮島と似ていますが、こちらは屋台が多いです(宮島は店舗)。子供は楽しめそうです。
 
ストゥーパ(インドやタイの)みたいなのが出てきて驚きました。お稲荷様です。
   
大きな本殿で、人出も予想以上に多いです。

奥には社が並び、線香を数本ずつ供えていきます。煙が凄いなー、喘息持ちは駄目ですね。
  

倉敷に続きます
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