旅行、ときどき車弄り

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高松・岡山・倉敷・姫路・宇治の旅(3)

2017年02月10日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
高松・岡山・倉敷・姫路・宇治の旅(2)より

姫路から赤穂は、西に1時間程戻ることになります。宿は、「潮彩きらら 祥吉」 漁港の先の岬の高台にあります。【最上階】露天風呂付客室 【秋・冬限定】渡り蟹会席 @32,400円 広めの部屋を選んだら露天が付いてきました。

エスプレッソマシンや加湿器が2台もありますが、露天は寝湯だし循環式で泡立っていました・・・大浴場は塩素臭有りでした。ここは食べる宿ですので仕方ないですね。
 
鯛は追加料理です。中身も結構な量です。
 
牡蠣も追加しました。渡り蟹の身は美味しいのですが、量は少ない方です。卵は越前ガニの方が好きかも。
   
景色が良く、日の出が見れました。陸地側は赤穂の工業団地です。お土産に買ったカワハギの干物も美味しかったな。
 

一路、「宇治」を目指します。妻とは京都中心地の見物は致しましたが、郊外は行けてないのです。比叡山、鞍馬山、保津峡、伏見。今回は南端の「宇治」に寄ることにしました。

まずは「平等院」へ。言わずと知れた国宝&世界遺産、10円玉の建造物です。万札の鳳凰もですね。
 
色を塗り替えるまでは、もっと茶色かったそうです。鳳凰も金色になりました。

幅50m足らずで、"思ったより小さい"です。

内部は、ガイド付きで見学可能です。見ないと話しになりません。写真はNGです。
 
「平等院ミュージアム」です。絶対に見ておきましょう。「鳳凰堂」の後ろの「雲中供養菩薩像」のうち約半分が展示されており、間近で見れます。「鳳凰堂」の内部は薄暗くて良く見えませんので。当時の色を再現した像も展示されています。

ここは平等院を出てすぐの所です。参道には茶店や御茶屋(抹茶を売っている)が並びます。右の店(とどう庵)で一服しました。抹茶は腸閉塞の原因なので、妻に譲りました。ぜんざい食べたの何十年振りかな。
 

宇治川、「宇治橋と紫式部像」です。源氏物語の舞台となりますからね。木曾義仲が源範頼・義経に負けた"宇治川の戦い"の戦場も平等院の隣周辺です。

橋を渡って「源氏物語ミュージアム」へ。 市立の博物館で人形とCGを使った映画が見れます。全54帖のうち41帖まで読破していましたが、映画は42帖からのものでした。先に内容を知ってしまいました。
 

宿は昼神温泉「昼神の棲 玄竹」特別室 い棟 @31,860円 設備は良いです。ソファも快適。しかし、食事処・風呂から部屋までは屋外に晒されます。朝夜とも氷点下なので寒いです。トイレはセラミックヒーターで暖かいのですが。
 
部屋の露天も寒さに晒されます。
  
夕食は旨いのですが量が少な目です。最後に蕎麦とオジヤで腹が膨らむという図式。
 
露天は2段式ですが狭くて3人程度まで。内湯は4人かな。宿泊客は3組のようでした。
 
内湯に塩素臭はありませんでしたが、露天には少々有りでした。

全行程 約1,700km余りでした。
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高松・岡山・倉敷・姫路・宇治の旅(2)

2017年02月10日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
高松・岡山・倉敷・姫路・宇治の旅(1)より

「倉敷美観地区」は2回目の観光です。前回はスーツ姿で駅から歩きました。近いのです。今回は、中国人だらけで驚きました。
 
雰囲気も良く活気のある観光地です。



裏通りも賑わっています。

道筋の「大原美術館」に寄りました。外見がギリシャ風で安っぽいかも。和風で攻めて欲しかった。ドガ・モネ・ルノワール等を揃えますが、エル・グレコの『受胎告知』がメインですね。エル・グレコはスペインのプラド美術館に沢山ありました。サント・トメ教会の『オルガス伯の埋葬』が最高傑作で見に行きました。この『受胎告知』もお勧めです。
 

宿は「倉敷ロイヤルアートホテル」 コーナーデラックスツイン【42㎡】2名利用 @21,000円 美観地区の近くでそれなりのホテルはココだけでした。また、コインパーキングはどこも満車でしたが、ホテル前は大きいし空いていました。穴場です。

部屋はシックで風呂もオシャレです。しかし設備面は要改善です。食事は9,000円のコースですが、トコブシでした・・・ 夕食なしの特典(美術館券etc)&朝食付きなら@16,300です。食事は、向かいの居酒屋へ行った方が良いと思います。
   
部屋まで案内するなら妻の荷物を持って欲しいです。部屋はとても暗く、エアコンは30℃設定で漸く適温、加湿器は5分で異常、あと同価格帯のホテルなら使い捨てスリッパがあります。ベッドも少し硬めでした。

ホテルの隣に「大橋家住宅」があるので寄りました。江戸時代の大邸宅です。水田・塩田で大地主となって金融業で財を成しました。大正時代に自家用車とは珍しいですが、藩札を換金しないで死蔵しているのも凄い。
   

岡山から兵庫の「姫路城」へ。江戸初期の建築で国宝&世界遺産です。お堀も立派です。前回は天守が修復中でした。

大きくて入りきれません。手前の広大な敷地は三の丸です。

まだ、左側の部分が修復中です。



修復前の写真です。ガラケー時代で画像が今一ですが、一部の壁と瓦が黒っぽいかも。

どこもかしこも美しいです。やはり城の中ではココが一番かなー。
      
弓や槍を掛けるところです。
    
最上階です。外国人ばかりでした。

姫路市内です。

本丸の下からでは天守屋根が写りません。お菊の井戸です。夜の見回りは怖いかも(^^♭)
  
歴代の鯱は、古いほど良いデキです。
 
百間廊下です。ここも立派なのです。中国人はココにはあまり来ないそうです。勿体ないな。

百間廊下に千姫が飾ってありますが、実際には三の丸の武蔵野御殿に住んでいました。再建しないのかな?
 
野面積み(のづらづみ)でも、ここまで積めるのですね。


「好古園(こうこえん)」は姫路城内にある回遊式庭園で、平成4年に造営再建されました。私も初めて入りましたが、結構広いです。
  
庭園・駐車場付近にはお店が並びます。歩き疲れたので一服。


時間が余ったので、「書写山円教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)」へ。天台宗の別格本山です。円教寺という寺がある訳ではありません、山全体を差します。比叡山と同じです。ロープーウェイで登り、バスで本坊事務所迄行けます。

見所は、「三つの堂」と「摩尼殿」です(私が勝手に決めたものなので、詳しくはHPで熟考してくださいね)。

「摩尼殿」です。大正時代に焼けて昭和8年の再建。重文の四天王像があるハズですが、見当たりませんでしたね。
 
「摩尼殿」の横の石段から山道を歩きます。平地なので楽ですが雨が降ると泥々になりそうです。「三つの堂」の手前には本多家の墓所があります。江戸初期の物です。昔はここまで墓参りに来たのでしょうか。麓から歩いたら登山ですね。
  

「三つの堂」とは、「大講堂」「食堂」「常行堂(道場)」のことで全て室町時代前後の重文です。

「大講堂」です。 釈迦三尊像(重文)を安置します。

右が「食堂」、正面は「常行堂」で「食堂」内は博物館も兼ねます。「常行堂」には入れません。
    
江戸初期の姫路城の鯱です。明治・昭和・平成のと比べるとスマートな体型で躍動感を感じます。


続きは赤穂の宿からです。翌日は宇治見物です。
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