忘れていた友人

昨春になりますが、20年務めたサラリーマン時代（最初の就職先）の知人からTELがあり、飲みました。

私の出向先の"親のまた親会社"の同期です。一部上場の大企業の本部長でした。胃癌のステージ3で術後のお誘いだったそうです。健康を害したので出世は絶たれたみたいでした。酷く老けて痩せていました。まあ、お互い様です。

何年も会っていないし、遊びに行ったことなど一度もありません。何故、私と？？

◆　「facebookを削除したので、どうしたのかと思った」と。それはコジツケです。付き合いないもん。
◆　「会社辞めて、何してた？　楽しいか？　これから何やるんだ？」　と聞かれました。

上から目線でもなく、静かに飲みました。と云っても1～2杯だけですが。

◆　「おまえが羨ましいよ」「これからはお互い、健康で好きなことをやろう」と云われました。もう互いに健康ではないですが、自由はありますからね。
◆　良い機会なので「昔は、こんな風に考えて、こう動いていた。すまなかったな」と謝っておきました。昔は、ＩＴの奔りでノルマ達成と成績が全てでした。365日働きました。親兄弟でも売る勢いでしたね。使えるものは何でも利用しました。

　　「いや、そんなこと思っていないよ」と云われましたが、これも嘘ですね（苦笑）。

彼は、仕事より時間の大切さに目覚めたのでしょう。私は、そのように解釈しています。

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最近は体調が悪いので、弱気になってきて上記のことを思い出しました。ちょっと、「人生の最期」で検索してみました。

"最期に抱く「人生の後悔」"　from　「Ｒ２５」
◎ I wish I hadn’t worked so hard.
──「あんなに一所懸命働かなくてもよかった」

◎ I wish I’d had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.
──「自分自身に忠実に生きればよかった」

◎ I wish I’d had the courage to express my feelings.
──「もっと素直に気持ちを表す勇気を持てばよかった」

◎ I wish I had stayed in touch with my friends.
──「友人といい関係を続けていられればよかった」

◎ I wish that I had let myself be happier.
──「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」

この記述は、検索先によって順序や内容が違いますが、「ＮＡＶＥＲまとめ」では、

１位、「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
２位、「あんなに一所懸命働かなくてもよかった」
３位、「愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと」
４位、「自分自身に忠実に生きればよかった」
５位、「友人といい関係を続けていられればよかった」
６位、「行きたい場所に行かなかったこと」
７位、「もっと素直に気持ちを表す勇気を持てばよかった」
８位、「健康を大切にしなかったこと」

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自分に当てはめてみましょう。

＜実行できたこと＞
◇　「自分自身に忠実に生きればよかった」→「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」でしょう。自分で選ぶのですから。
◇　「もっと素直に気持ちを表す勇気を持てばよかった」も「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」に繋がるかな。
◇　「行きたい場所に行かなかったこと」　私は行きたい所へ妻と行きました。

＜できなかったこと＞
◆　「あんなに一所懸命働かなくてもよかった」は「健康を大切にしなかったこと」に直結です。身体を壊しました。しかし、働いて稼いだ分、「行きたい場所に行けました」
◆　「友人といい関係を続けていられればよかった」　そうかも知れませんが性格だから仕方ないかな。

＜今からできること＞ここですね。大事なのは。終わったことを云っても仕方ない。でも思い出すことで意義を見出すなら・・・ね。

☆　「愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと」
☆　「健康を大切にしなかったこと」

更に
☆　「自分をもっと幸せに」「行きたい場所に行く」かな。