70歳代の方2名が、温泉で亡くなったとのニュースが報道されていました。
有毒ガスや事件の可能性もありますが、状況次第では心筋梗塞の可能性もありますよね。
私は循環器系の持病で、今年か来年には再度手術の予定です。
医者には、「雪見酒は禁止。死にますよ。運動高度は2000m迄」と云われています。
<良く云われている注意事項>
1.寒いトイレでズボンを下ろしてバッタリ
2.風呂の脱衣場で脱いでバッタリ
これらは、「気温差で血管が収縮して血圧上昇」で2は「雪の露天風呂」なら気温差が大きい分、更に危険な訳です。
<これらも注意要>
3.長湯は危険
4.食後は危険=胃に血が集まる
5.飲酒後も危険=血圧上昇
湯で汗をかくので血がドロドロになるのです。長湯は危険なのです。
飲んで酔って雪の露天に入ることは、リスク2+4+5ですね。
更に湯から上がった際に冷えれば血管は収縮します。
もし、1名が湯で倒れた場合に助けようとすれば、2+3+4+5です。
助けるために抱えれば血圧は「運動」で上昇、時間が数分掛かれば身体は冷えて血管は縮みますよね。
これ以上ないくらいの負担となります。
<リスク軽減には>
☆ 食前に風呂に入る。入るしばらく前に水分を摂取する。(旅館なら入室時にお茶をガッツリ飲みましょう)
☆ 食後の入浴は2-3時間後のほうがリスクが減る。酒も抜けるし胃も消化されつつあります。できれば翌朝に。
☆ 長湯しない。
ところで酒飲んで血圧降下剤は駄目ですよ。立ち眩んでノビちゃいます。