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フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

浦和方面からのさくら草公園バス停降りたら進行方向に直進

2010年04月09日 22時14分37秒 | 花の和名
次第に薄日が漏れ、金曜日のサクラソウ自生地はウォーキングのグループなどの来訪で賑わった。
黄緑色の世界にサクラソウの群落が点在するのは自生地全体が特別天然記念物に指定されている故の悩みだが、ノウルシの勢力が強すぎるのは事実だ。


キンポウゲ科のヒキノカサ(蛙の傘)も花が多くなりました

友人がさくら草公園のバス停近くで2組の人達にサクラソウ自生地への道を尋ねられたという。志木方面から来ると横断歩道を渡って反対側の歩道を来た方向に戻る。浦和方面から来ると進行方向に歩いていけばそのまま自生地に下っていける。


右上が浦和方面。少し字が小さすぎたがバス停とサクラソウ自生地

案内板が無いのが最大の欠点だが、芝桜のような一面のピンクをイメージする事も、すぐ下の自生地を確認できない大きな要因のようだ。


志木駅行きのバス停からの自生地。白いフェンス沿いに行けば自生地だ

この時期は毎日自生地の情報を発信する筈のサクラソウ情報が5日の記事のままだ。パソコンがクラッシュしてしまいデータを損なわずに復旧するには18日位までかかると云う。
ウェブマスターの青木さんは切歯扼腕、断腸の思いだろうが、今後の為と毎日の取材は欠かさない。一日も早い復旧を願う。

今日から一週間くらいがサクラソウの見頃。桜も満開です

2010年04月08日 19時47分22秒 | 花の和名
青空が広がった今日はサクラソウ自生地はサクラソウが見ごろ、さくら草公園の桜も満開で風も無い好天で将に絶好のお花見日和だった。


黄緑色に広がっているのはノウルシ。薄いピンクがサクラソウ。遠景は満開の桜

ノウルシの黄色が目立つがその中のサクラソウの群落は濃いピンク、薄いピンクと色々、個々の花も花びらの隙間の無いもの、大きいもの、中心の白い目の鮮やかなもの薄いものなど様々でよく見ると面白い。


色の濃いサクラソウのクローン

蛙の傘に見立てたキンポウゲ科のヒキノカサはB区の観察路からチラホラ見え、D区のE区側の観察路からはバラ科のミツバツチグリ(三葉土栗)の黄色い群落がみられる。小さくて目立たないがケシ科のジロボウエンゴサクもアチコチで可憐な花をつけている。

今日から一週間くらいがサクラソウの見ごろ。それ以降はノウルシやスイバそしてノカラマツも伸び出して次第にサクラソウは隠されてしまう。

サクラソウ自生地も見ごろを迎え、珍しい10裂がありました

2010年04月03日 23時15分03秒 | 花の和名
お昼頃雲が広がり一時寒いくらいになったが全般的には穏やかな田島ヶ原サクラソウ自生地だった。
周囲の桜は一気に満開に近くなり、サクラソウも見ごろを迎えた。これから1週間がいい時期と思う。

サクラソウをはじめプリムラ属の花は雌しべが長く雄しべが短い長花柱花と、雌しべが短く雄しべが長い短花柱花とがある。
長花柱花は目の中にピンの頭のような雌しべの柱頭が見えピンの目、短花柱花は雄しべの葯が見えスラムの目と云われる。
そして受粉はこの異型柱花間で行われる事は進化論で有名なダーウィンによって明らかにされた。

今日サクラソウ情報の青木さんに「10裂がある!」と教えられた。
なんとその花には柱頭が2つ見られた。

普通サクラソウは5裂(5枚の花びら)で雌しべは1つ雄しべは裂片と同じ5つだ。それがこの花の裂片は八重のように重なり合って目の白い部分も10個ある。とすると雄しべも10個で雌しべも普通の花の倍の2個なのだろうか?
何とも不思議で面白い。