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フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

一茶の「はんの木のそれでも花のつもりかな」が言い得て妙です

2013年02月11日 11時44分16秒 | Main
田島ケ原サクラソウ自生地では鴨川沿いの柵の工事のために一部の観察路が通行止めになっていた。広い空間の中の観察路は絶好の犬の散歩道にもなっている現状では、春先のこの時期立ち入り禁止区域を設けるのもいいことと思った。

田島ケ原サクラソウ自生地で春一番に花を咲かせるハンノキはすでに花粉を飛ばしている雄花序も多い。カバノキ科の中で冬芽に柄があり、雄花序も雌花序も芽鱗に包まれないのはハンノキだけと言われ、それだけに花をつけるのも早いが、一茶のはんの木のそれでも花のつもりかながまさに言いえて妙でどこが花なのかさっぱり分からない。
詳細はさいたま市の荒川堤と水田の花のHPのハンノキ参照。

一面の褐色の世界もよく見るとサクラソウの芽生えがあちこちで見られ、同時期に最盛期を迎えるノウルシの鋭い芽生えも例年のことながら3倍も4倍も多く見られた。


サクラソウの芽生え3兄弟


ノウルシは大家族です(いずれも2月9日撮影)


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