十数年間家のシンボルとして玄関先でたわわに実り、私を喜ばせてくれた真っ赤なピラカンサの終焉が間近に迫っている。
今年も小鳥の襲来でもう殆ど実はなくなっている。今日昼頃外出しようと玄関の戸を開けたらバタバタっと沢山の鳥が飛び立った。其処らは糞と落ちた実で足の踏み場もない位であった。もうそろそろお掃除しなくては思った。その掃除も今年限りであるのだ。
外出前に隣のおじいさんが来られ「実はピラカンサの事で！」と話し始められた。「何事？」って思った私だった。「実はピラカンサの実を食べる為に小鳥が押し寄せお宅の玄関先も汚れているけれど、私の家も糞だらけだし車の上が糞で凄く汚れるんです。ま～見て下さい」と仰るので行って見たらま～何と車は糞だらけで見られたものではない状態、これはとんだ迷惑をお掛けしていたんだと平謝りをしたのだった。結論は、この木をを他に移すか切るかして欲しい、実のならない別の木に植え替えるかしてと言うご希望であった。私は少しでも残したいと思い「うんと切ってコンパクトにしては如何でしょうか」と言ったが、兎も角なくして欲しいとのご要望、私はお隣さんにこんなにご迷惑を掛けて居るなんて思ってもいなかっただけに、今迄毎年嫌な思いをしていらっしゃったのに何も言われず耐えてこられたのだろうと申し訳なさで一杯になった。そしてすっぱりなくしてしまう事をお約束した。ガス管や水道管が土中を通っているので掘り起こす事は一寸困難であるから根元から切ってしまおうと思っている。明日にも植木屋さんに頼んで取り去って貰うつもりである。
ピラカンサを全く失ってしまうのは耐え難い。挿し芽して植木鉢で育てようと思っている。
桜の木も大きくなって違うお隣に枝を伸ばしているのでこれもバッサリ切って貰おう。 自分だけの幸せを思ってはいけないのだ、常に周囲に気を配り迷惑を掛けない様努力しなければと肝に銘じた日であった。
春から夏にかけて真っ白い花で全面を覆い尽くすあの素晴らしさをもう味わう事が出来ない寂しさを思うけれど・・・・
お気に入りの花実がなくなるのはお淋しいでしょうけれど。
ベランダの洗濯物は糞で汚れたり 布団が干せなかったりしたけれど・・・
枝は勝手に切っても良いってお許しを得たり
その季節には 洗濯や布団にカバーをしたりして 動物と共存してます。
お隣さんの気持ちも切実なのでしょうけれど・・
八十路さぁ～～ん 悲しいですよねぇ～～！！
悲しすぎるぅ～～！！！
人様にご迷惑を掛ける事をしてはいけないんですよね。私の悲しみは二の次に致します。
春は真っ白い花を、冬はあの真っ赤な実を今年から見られないの～！私の心中お察しください。
最後も最後あの素晴らしいピラカンサを見て下さったのがセシルさんだったとは！！不思議なご縁を感じます。
お隣さんは別の木をと仰るけれど、以後あの辺には一切植木は植えないぞ！と一寸意固地になっている私です。
兎も角お隣さんにご迷惑を掛けたのだから反省しなくては・・・
ピラカンサの実、今朝は一粒も残っていませんでした。おまけに健在だった南天の実もすべて消え失せていました。小鳥の食欲は凄～い
早くこのショックから脱出せねばと思っています。
ブログで楽しませて頂いている八十路さんのピラカンサが今年限りとは・・・・・
長年育てた樹木が枯れてもいないのに切らなくてはいけないなんて、悲しいですね。身を切られるようで、涙が出そうです。でも我が家も昔市道にはみ出た枝をお隣さんに勝手に切られたり、色々あります。なぜ綺麗なのに・・・と思いましたが、その方には不快だったのです。
ピラカンサはきっと八十路さんの気持ちわかってます。元気出してください。
思いもしない事でしたので本当にショックでした。でもお隣さんがご迷惑と知れば切らざるを得ません。断腸の思いで長年愉しませてくれたピラカンサとのお別れを決心しました。
三女が小学校を卒業した時、記念に貰ったソメイヨシノが３８年経って物凄く大きく育ちこれも毎年楽しませてくれます。でもこれも枝が隣家に枝を伸ばし悩みの種です。
世の中良い事ばかりはありません。何事に於いてもお互い嫌な思いをしない様心しなければと思います。
豊かに実のなる餌場を失った小鳥たちも可哀そうですけれど、庭の方に行けばピラカンサ以外の万両や千両の実もあるので、来年からはこの二つが早く食べられてしまう事でしょう。梅の花が開けば其処にも来て啄んでいますよ。