春の暖かい日である筈なのに今年は５月に入っても朝夕は肌寒く、弱めではあるが暖房をつけたくなってしまう何とも異常な天候である。
ＧＷの真っ最中、先日日曜日に亀戸に行って以来何処にも出掛けず、ＧＷも外出の予定が無いので蚊の出ないこの時期に庭の作業をしようと毎日精を出している。若かった頃は庭中の草取りを一日中やっても疲れもしなかったのに、今はもう駄目、２時間と持たない。腰が重くなっていてもたってもいられなくなり家に飛び込んでソファーに倒れ込んでしまう。暫く休んで又やりだすと今度はもっと少ない時間しか持たない。こんな繰り返しでも確実に綺麗な庭になって行くのだから嬉しい。
ハナニラが庭中にはびこり４月上旬真っ白い見事な花が咲く庭を見る事が出来嬉しいのだが、花が終わると如何しょうもなく汚なくなりそれを除去するのが大変な仕事、長女は「根っこから取り除かなくては駄目よ」と言うけれど、真っ白いラッキョウの小さい位の球根が根深くはびこっていてすっかり取り除くのは至難の業、それに何処に大事な球根が植わっているか分からないので無茶苦茶掘り起こす事も出来ず尚更大変なのである。ニラの球根は真っ白で「これが食べられると良いのだがな～」と何時も思いながらの作業である。
しゃがんで作業するのは中々大変で疲れも早い。使わなくなった座布団を地べたに置き両膝を乗せた格好でやると結構楽である。
何をするにも頭を使い自分で一番良いと思う方法でやればよいのだと思って実行している。
９０歳近くなっても一人で外出が出来、一人暮らしも困る事無く出来る今を有難く幸せに思う日々である。