老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

雪の日の惨事!

2010-02-04 09:51:24 | 

朝一番に撮った庭の雪景色です 真冬なのに可愛い花がちらほら咲いているギョリュウバイに雪が・・・

夕べから降りだした雪、今朝起きたらもう止んでいたけれど、結構真っ白に積もっていた。雪景色の綺麗な内にと何を置いても真っ先に写真を撮った。そして門の鍵を開け新聞をとるため玄関へ、そこでとんでもない事故を起こしてしまった。
家の玄関先は夫が車椅子を使う為斜めに傾斜が付いている。雪の時は気を付けなければ滑って危ない。でも今までは滑った事がなかったし、今回も一歩一歩気を付けていたのに今までと様子が違う、怖いな?と思いながらでも門の鍵は開けた。次に新聞を取ろうと一歩左足を横に出した途端滑って転倒した。倒れた処に折悪しく玄関口のポーチの高さ数十センチの角がありそこに後頭部をもろにぶつけてしまったのだ。一瞬頭が「グアーン~~」となり「私もう死ぬ!」と思った。でも即座に起き上がり頭の後ろに手を当てたら凄く大きな瘤が出来ているが血は出ていない。直ぐ家に入り心を静めるため精神安定剤と痛み止めを飲んだ。氷で頭を冷やし15分程横になる。頭以外なら大した事には思はないのだが、頭をひどく打ったのだからのほほんとしてはいられない、診て貰わねばと思い河北病院に電話した。「それは脳神経外科にいらっしゃい」と言われ直ぐタクシーを呼び10分してきてくれたので病院に向かった。倒れて1時間15分後に私は病院にいたことになる。
診て頂いた結果は「体の何処にも異常を来していないので暫く安静にしている様に」との至って簡単な診察であった。
「頭部外傷後の注意事項」なる刷り物を渡され「お家の方にお見せしてください」と「私一人住まいなんですけれど、子供は沢山いますけれど!」と言ったら「じゃ~子供さんに渡して下さいね」と仰った。
背中も一寸打ったらしいので整形に行きレントゲンを撮って貰ったが異常なし。
瘤が出来た処は触れば痛いが大した事もない。家に帰り刷り物を読んで一寸心配になった。受傷後24時間(特に6時間)気を付けて経過を見る事。これはもう大丈夫だけれど、高齢の場合1・2カ月掛けて頭の中に血が溜まることがある。「頭が重い」「手足が動きずらい(つまずいたり、転んだり)」「惚けが進んだ」などの症状が良く見られるのだそうだ。そうなった時には頭を切り開いて血を取り除く手術が必要との事。でもそれさえすればすっかり治るのだそうである。皆が皆そんな症状になる訳ではなし、今から心配しても始まらない。なったらなった時の事と割り切って今まで通り過ごしていればよいのだ。
何はともあれ、一時は如何なる事かと思ったが、今、元気でいられることに心から感謝している。

次の日(3日)は秦野に行く予定になっていた。何ら変わった自覚症状も起きないし、長女が安心の為に迎えに来てくれると言うので有難く受け(自分で運転はしたが)昨日から秦野に来ている。
婿が何処かえ行こうと考えてくれていたが、今回は家でおとなしくしていることにした。怪我した当日と昨日2日間パソコンは開けずじまい、今日は全く暇なのでパソコンに向かい大変だった惨事を長々と書き連ねた次第です。

子供等にもとても心配を掛けてしまった。「打ちどころが悪かったら今頃お葬式だったかもね!」などとと言って長女と笑ってしまった。こうして笑い飛ばす事が出来るなんて物凄く幸せ。
今後更に気を付けて過ごさねばと身に沁みて思う私です。