老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

40数年振りの日光にて

2009-06-08 14:07:08 | 

和楽踊りの場所 塩原温泉の宿に泊りました
可愛いなクリンソウが咲いていました 雄大な華厳の滝
中禅寺湖 竜頭の滝

日光行きは、姉からの他の事柄での電話でふともらした「近々私日光に行くのよ」で始まった。事情を聞いたら昔住んでいた古河電工の社宅が解体撤去されることになり、お祓いの式典が行われるので招待されたとの事。

私は娘時代よく姉の家に遊びに行ったものだった。「懐かしい!私も行きたい!」と言ったら姉は喜んでくれ一緒に行くことになった。
姉の娘夫婦の車に載せて貰い6日の朝出発、午前中に式典をし昼食会は各方面から集まった元住民の方々、お若かったその頃の親は老人になり、小・中学生だった子供達は立派な大人になり、社宅で仲良く暮らした者同士の久方振りの集まりは心温まる和やかな会であった。私は部外者である為皆さんを知らないし一寸肩身が狭かったが、皆さんの昔の思い出話を楽しく聞いた。
クラス会・同窓会などは至る所で行われているけれど、昔の社宅住民の集まりなんて聞いた事もないけれど本当に素晴らしい会だと思った。

この社宅は古河電工の後ろに立つ丹勢山に作られ「丹勢社宅」と呼ばれ相当登った所にある。有名な「和楽踊り」が毎夏会社の中庭で盛大に行われ私も何回か見に行った。
日光駅から路上電車で行くのだが、途中に田母沢御用邸があり、その垣根からご幼少の頃の現在の天皇陛下が下を通る電車を眺めておいでになったお姿をお見かけした事を思い出した。

その晩は塩原温泉の渓雲閣に泊り、美味しい夕食後生まれて初めて姉と秘湯300年の温泉につかった。

次の日、日光に大事な忘れ物をした姪の為再び戻り、折角此処まで来たのだから華厳の滝と中禅寺湖へ行こうと車を走らせた。
40余年振りであろうか壮大な華厳の滝を堪能し、昔渋滞の上り坂で動けなくなった苦い経験のある「いろは坂」を登り中禅寺湖へ。全て40何年振りの懐かしさであった。湯本を通り戦場が原を見渡しながら帰路に着いた。

姉と私は後部座席でおしゃべりしながら楽な旅をさせて貰ったが、姪夫婦は変わりばんこにくねった長い道程を運転してくれさぞ大変だった事だろうと思う。心から感謝している。有難うございました。

思ってもいなかった姉・姪夫婦との思い出に残る楽しい二日間であった。