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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.268 最後のSSS 最後の「純正」ブルーバード U14型

2011-04-27 | セダン蒐集癖。
「セダン蒐集癖(しゅうしゅうへき)」のコーナーは
週初めに更新する予定でやってるんですが、
今週はズレてしまい、すみません(^^;


ということで、今日は最後の「純正」ブルーバード、U15です。






「純正」というのは、このあとのブルーバードは、「シルフィ」というサブネームを持った、
いや、「ブルーバード」というサブネームを持った、
「シルフィ」というクルマに変わってしまったからです。
シルフィは厳密にはサニー・パルサー系の系譜。つまり、ブルーバードよりも
本来1つ下のクラスに属するのです。




910以来セダンとハードトップ(4ドア)の2本だて(ワゴンとかバンもある世代もあったが)の
ラインナップを続けていたブルーバード。
最初のFFブルU11、名車の誉れ高いU12
尻下がりで議論を呼んだセダンとドメHTの二本立てで話題となったU13のあとを継いだのがU14です。
でもU14にはもう、ハードトップはありませんでした。


このU14、前任のU13セダン(SSS、EEX)が尻下がり故北米向けデザインで
日本では鳴かず飛ばずで結局無難なハードトップ(ARX=アークス)ばかり売れたことを受け、
さらには国内専売モデルになったこともあって、
すごーく無難な箱型セダンになりました。

箱型デザイン故、車内もトランクもそれなりに広いクルマでした。
しかも、このU14って、ベースが二代目プリメーラ(P11)なのです、実は。
なので、それもさもありなん、なのでした。




>>しかし...残念なことに、この世代にもブルーバードの象徴である「SSS」が
もちろんラインナップ(しかもNEO VVLのSR20DE・190PS積んだモデルもあった!)のですが、
いまいち「スポーツセダン」な感じがしなかったのが惜しまれます...。

>>製造は1996-2001年。ってことは、もうブルーバードが無くなって10年!早いなー!


コメント (9)
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