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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.264 日本発の欧州車 最後のパルサー・N15型

2011-03-29 | セダン蒐集癖。
1週間休んでしまいました。日本の1億人のセダンファンのみなさんごめんなさい(汗





ということで、今日は日産の5代めパルサー・N15型でございます(後期型)。
いうまでもなく、最後のパルサーですね。

旧チェリーに端を発し、この最終モデルまで「欧風」を貫いたパルサー。
そういう意味では、きちんとしたキャラクターが作られていたクルマです。


むろん、欧州車かぶれのieも、どのパルサーも好きでして、
このコーナーでも、N13、N14と出ています。

なおこのパルサーから、欧州名が「サニー」からアルメーラになっています。


最後のパルサーも、すばらしいパッケージングを持っていたわけではないけど
日産らしい真面目な実用車で、外観もメッキパーツなどもなく、質素なイメージという
「パルサーらしさ」をちゃんと持っていましたね。
欧州車ほどの出来は無くても、「欧風車」としては十分なクルマだったと思います。



欧州版、後期型アルメーラ。グリルとモール付きバンパーがいい。
でもたしかに全体的に欧風だ。





これは前期モデル。同じくアルメーラ。





パルサーは歴々特長あるバリーエーションを持っていたけど、
この代も、いろいろあったなあ。
1.6Lで175psを出すNEO VVL:SR16VEを搭載した「VZ-R」とか、
オーバーライダーとルーフレール付けたなんちゃってRVの「S-RV」とか。

ちなみにこの代で買うなら、CD20ディーゼル積んだやつ(汗
って、もうこの代でもNox引っかかるのかな?





>>うーん、いつものことながら、このクルマが生産終わって10年かあ。
早いというか、クルマの進歩って言うのはなんなのか、また考えてしまうなあ。

>>ちなみに、このクルマの後継は、日本ではブルーバードシルフィ(G10型)。
初代シルフィの記事もご覧あれ。
でもそのボディを持った欧州など向け2台目アルメーラは、このパルサーの後継の番号を貰い、
N16を名乗っているのでした。ややこしいね。

>>さらには、そのシルフィのルノーサムスン版、SM3にいたっては「N17」型だったり。
で、このSM3、日産版でも「アルメーラクラシック」で販売され、
さらにはこのクルマ、仕向け地によって「アルメーラ」だったり「サニー」だったり。
ああー、ややこしやー(汗


コメント (11)
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