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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.263 やっと見付けた...5代め・最後のマツダ・ルーチェ(しかもセダンだ)

2011-03-15 | セダン蒐集癖。
地震津波の被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申しあげます。
仙台・東北の友人、被災地に家族親族がいる友人を持つ身といたしましては、
ほんとうに胸が詰まる思いです。
また、お亡くなりになられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。


でもこのブログは、いつもの平常進行でいきます。
楽しみにされている方々に向けて、不肖ie、出来ることからいたします!



ということで、週初めの更新は「セダン蒐集癖(いまさらですが、しゅうしゅうへきと読みますw)」の263回目です。



マツダ・ルーチェの5代めセダンです。



しかもこの個体フェンダーミラーで下っ端グレードだ(号泣
SGとかよりも下?誰か教えて(涙
タクあがりかなあ。バンパー樹脂のままだしなあ...。



以前からワタクシのブログでこのコーナーをご覧の方には、
ie実家がマツダスパイラルにあったこと(笑)をご存知かと思うのですが、
ファミリア、カペラはもちろんのこと、最上級車種だったルーチェも、
もちろん乗っていました。

ieの記憶にあるのは、2代め(REのワゴンとセダン)、
3代め(縦目のレシプロと後期型のRE)、そしてこの5代目です。
初代と4代め(俗に言うガンディーニコスモ型)以外で5台も乗ってるんですね(笑
どんだけルーチェ好きなんだウチのオヤジw



マツダはこのルーチェのあと、例の多チャンネル化に走り、
カペラはクロノスファミリーに発展し、ルーチェはセンティア/MS-8に名前を変えました。
そのころの変化がドラマチックすぎるのですが、この最後のルーチェは、
和製ベンツ(とうか広島ベンツ)と揶揄された(似てるとは思わないんだが...)
ような、わかりやすい高級感のあるコンサバなデザインのクルマでした。




巴里ナンバーに注目ねw



この時代を象徴するように、ライバルのクラウン・セド/グロと同じく
セダンとHTボディを持ち、廉価版には4気筒モデルがあり、セダンはタクシーにも
使用されてました。



これがHT。たしかに高級に見える 実際豪華だったんだけども



で、さすがにこのルーチェも減った(生産中止から20年!)ので、
ほんとに見なくなりましたねえ。
でもいつもの意見なのですけど、こういう「ザ・セダン」みたいなクルマって、
ほんとに見飽きないって言うか、安心しますなあ。


個人的にはこのルーチェ、実家にあったのは2LのV6(ほんのわずかな間だけ)だったんですが、
やはり白眉は、「マニアのために残したのかな」って思うような、
ロータリー搭載モデルのラインナップですね(号泣)。
でもメインの販売はすでにV6に移行していたので、ほんとに意地で残してる、
な感じがマツダっぽくて好き(笑
ちなみに途中からアメリカ仕様(mazda929)の5マイルバンパーを付けた
V6・3Lの3000ロイヤルクラシック(この名前だけでクラウンに対抗する気まんまんw)、
さらにはこのV6を4バルブヘッドに置き換えて足回りも欧州仕様に換えた
3000リミテッド・グランツーリスモとかもあったねえ。懐かしい。



>>しかし今見てもかっこいいぞ。
シンプルだけど高級感もあるし、安っぽく見えない。カタマリ感のあるデザイン。
マツダびいきだからそう見えるのかな(笑


>>ということで、マツダ929の欧州(オーストリア?)仕様!かっこいいなあ。





>>つぎ。アメリカ仕様の929。うう、いい。





>>最後におまけ。例のガンディーニコスモHTは、「929クーペ」で販売されてたのですが
これ...フランス仕様だ。日本車には見えないぞ!

コメント (17)
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