Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

<セダン蒐集癖>Vol.42 左ハンドルのフェスティバ

2006-11-08 | セダン蒐集癖。
全国1億人の「後付トランクセダンマニア」の皆様w、お待たせ致しました。
今日は、トランクの後付感たっぷりなセダンの紹介です。


その名は「フェスティバβ(ベータ)」。
当時からレアだった車です。見つけたときはびっくりしました。


すでにその名前自体が消えて久しい日本フォードのフェスティバ。
マーチ・スターレットクラスに相当する、マツダの3ドアハッチバックでした。
あか抜けた外観、大きく開くキャンバストップなど、欧州車然とした
なかなか小粋な一台。
実際はフォードが作った車ではなく、開発はマツダです。
欧州では、むしろマツダ121の名前で売られていましたりしました。

韓国の起亜(KIA)でもキア・プライドとして5ドア版と、このセダンが製造され、
日本にはそれぞれフェスティバ5(ファイブ)、フェスティバβとして
「輸入車」扱いでオートラマ店で販売されたのでした。
韓国製なので、左ハンドル。ちゃんとした「外車」だったのです。
(ちなみにアメリカには、ややこしいことに、
このキア・プライドがフォード・フェスティバとして輸出されていました)。

で、外観はコレ。

箱がくっついてます(萌え

こういう小さな、ハッチベースのセダンってかっこいいですねえ...。




>>フェスティバ自体は2代目で大きくコケて、3代目はデミオのバッヂエンジニアリング
(フェスティバ・ミニワゴン)となって、姿を消してしまいました。
そう思うと、この実用的な初代って、改めて良い車だと思うんですよね。

>>フェスティバといえばイタリア風の「GT-A」も忘れがたい!


★撮影:2006.5頃 横浜市内★←折角なので撮影記録付けることにしました。
コメント (17)
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