いやーほんと、見なくなりましたね、ちょっと昔のセドリック・グロリア。
ほんとうに久しぶりに見た、Y30セドグロ!
ネオ・クラシックカーの範疇に入ってしまっている感じです。ハイ。
後期型。ワンオーナーぽい。
リアランプのウインカーの位置が上にあるか下にあるかでセドグロの判断が出来ました。
先代モデル430のコンセプトをほぼそのまま引き継いで1983年に登場したY30。
Y30の「Y」は、新たに積むことになったVG型V6エンジンを前から見たカタチが
Yの字に似てるから、だそうな
(ちなみにVGエンジンは一時期提携関係にあったアルファロメオのV6のコピーだそうな...
どうりでいい音がするはずです^^)。
トップグレードにはVG30ET(3Lターボ)が用意されていました。速かったなあ。
キープコンセプトで、内装も金襴緞子な旧来イメージのこのY30型は、
結局クラウンの後塵を拝したままになってしまいました。
クラウンと同じ様なクルマではダメだ、と判断した日産は、このあと
大きく飛躍的・劇的変化を遂げたY31を開発していくのでした。
なお、Y30はイメージキャラクターすら430のキャリーオーバーで、
ジャック・ニクラウスでした。
>>Y30はHT、セダンが1987年まで製造されたのですが
ワゴンだけは1999年まで製造されました。
一昔前の水平線ダッシュボード、昔懐かしい置き時計みたいな四角くて大きい
スピードメーター、ほんの少し電動で開く荷室のウインドウ、
ベンチシートにコラムATの設定、などなど、いまは失われた「懐かしい日本車」の姿が
ものすごく魅力的!