Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

出雲、YS、はまかぜ(4)

2006-02-12 | できごと。
鹿児島の宿は、
市内ではなくて指宿枕崎線・山川駅(駅員配置の本州最南端駅!)前にある
「日本一安い宿」、くり屋
自分の泊まった部屋はなんと朝食込みで2730円。安!
だけど、エアコンは2時間100円、テレビも同じ...
さすがです(^^

だけど夜が明けて、びっくり。




絶景だ!




くり屋、お風呂も天然温泉だし
お部屋もご覧の通り最低限かもしれないけど十分でした。


そして素朴な、でも美味しい朝食をいただき徒歩1分の山川駅へ

目の前は海、のこれまた絶景駅。

お隣、指宿(いぶすき)駅で下車、
ここからタクシーで「砂蒸し風呂」の「砂楽」へ向かいました。
駆け足旅行だけど、せめて名物を楽しみましょう(^^
900円+タオル100円払い、まずは浴衣に着替え。
そのまま建物の外へ出て、海岸沿いにある砂蒸しの場所へ...


屋根の下がその場所 でも冬の海風は寒かった!

指示通りに砂の上に仰向けに寝ると、係のひとがどんどんスコップで
アツイ砂をどっさりかけてきます。
お、重い!
でも砂が全身をくまなくくるみ、5分もするとじわ~っと汗が出てきます。
10分...15分...もう限界。
砂から出る時間は各個人の自由なので、ここでギブアップ。
そのあとは内湯の温泉で砂を落としてのんびりしました。

指宿駅までは歩いて帰りました。

菜の花がキレイ!




鹿児島駅に戻ると、国鉄形電車たちがお出迎え。
このエリアにもJR九州のオリジン車両817系が進出し、
国鉄形は数を減らしているのです。

急行用交直流電車(60キロヘルツ用)の475系。

先頭のクハ455の600番台は、もとグリーン車の改造。
国鉄末期に乱発された、余剰車の改造転用の生き残りです。
2両目以降の「本来の姿」との違いに注目あれ。

近郊形交流電車、717系(200番台)。

老朽化した急行形車両の車体のみを新製して近郊形に転用した形式です。
200番台はもと475系で、九州地区のみに配置。

そしてこの717系に乗り込みました。

車窓には見事な桜島。

国分で降り、バスで鹿児島空港へ移動。
鹿児島の中心部から離れた台地の上にある、空が広い空港です。

山の彼方には雪を冠した霧島連山の韓国岳。



そして、チェックイン後、搭乗開始。空港内バスに乗り換えて向かう先は...








じゃーん!YS-11です!キタ----------------!


>>え.....まだ引っ張るの!?
はい、まだまだ続きます^^
コメント (6)
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出雲、YS、はまかぜ(3)

2006-02-12 | できごと。
まだまだ続きます(汗

九州へ入り、熊本へ

まずはもと東急5000系がいまだに頑張る、
熊本電鉄」へ。

北熊本の駅でご対面なのだ。

色も東急グリーン!いいねえ~

懐かしい車内。


つり革には東急百貨店の文字がそのまま...


上熊本駅に到着。
もう1両いる僚友を撮りましょ

そして今やほんとに貴重なTS301台車を愛でる

上熊本の駅は良い感じで廃れていました。





この駅で御代志(みよし)行き・藤崎宮行きに乗り換え出来ます。

御代志~藤崎宮間で使う車両は味も素っ気もない、もと都営三田線の6000系。
なんか日本ぽくない配色、前面下部のスカート(笑)がオモシロイ。


熊本電鉄のハイライト?藤崎宮~黒髪町の間の併用区間をゆく...

のんびり、ごとごと、ゆらゆらと大きな電車が軒先をかすめていきます


それにしてもこの熊本電鉄、
始発駅の藤崎宮は熊本市の中心部からはずれてるし、
沿線にもさして大きな集客力は無さそう。
実際、ガラガラでした。
でもがんばれ、熊電。末永く存続せんことを...


熊本市電を見ることにはすっかり夕暮れです。

走行シーンは、なんとか流し取りでギリギリの撮影(汗




そのあと、さらに南下の旅を続けて、ついに鹿児島へ...

鹿児島中央駅には、ここでもいまだ現役のキハ58系がお出迎え。



そして駅を降り、信じられないほど寒い小雪の舞う中なのに撮影を敢行。

鹿児島を代表するデパート・山形屋前にて。
たてものは大正5年築だそうで、貫禄を感じさせます。



>>そしていよいよ...アレに乗るべく空港へ。
まだまだ、まだまだ引っ張りますよ(笑
コメント (13)
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