Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

ルノーのセダン(5)~ルノー19シャマード

2005-06-27 | ルノーな話。
好評?連載、ルノーなセダンのお話はいよいよ自分のクルマです(汗

ルノー19は、ルノー9/11の後継車として1988年に3ドア/5ドアボディを纏って登場しました。
前任の例に漏れずこのクルマも国際戦略車の色が濃く、
デザインはジウジアーロによるものではあるものの、オーソドックスになりました。
この後継車がご存じメガーヌになります。

R19が欧州で発売の直後に追加されたのが、4ドアセダン、「シャマード」。
シャマードはいわばペットネーム。シャレードソシアルのような感じですね。
例えが古いんだよなあ(←自己ツッコミ

日本にも、R19は大いに期待されて導入されました。
5ドアと4ドア。でもシャマードの名前は消えていました。
何故?それは、「シャレード」と似ていたから(実話)。
そのシャレードも今は無くなってしまいましたね(涙

でもこのR19、ドイツではベストセラー、現地生産が行われた南米やトルコなどでも大大ヒット。
つい最近まで作られていたほどです。シャマードは特に南米などで人気のあるセダンでした。

で、そのシャマード。
全長わずか4.25mなのに車内はとても広く、視界も良好。何よりも窓が大きく車内が明るい!
トランクスペースも高さこそ薄けれど奥行きはスゴイ!
いまのカローラなどよりも小さいのですから、そのパッケージはたいしたものです。
要するに真面目・フツウのクルマ。
だけど、寧ろ国産にはこういう真面目でフツウのクルマってあんまり無い。
最近ならティーダ・ラティオを思い浮かべました。

ちなみに、初代ルーテシア16Vと同じ1.8L16Vエンジンを積んだ
「16S」っていうスポーツセダンバージョンもあります。これはカッコイイ。
日本でも正規で輸入されるはずだった(サンプル輸入は数台あるはず)のですけど
当時のディーラー・ジャクス撤退などで実現しませんでした。

>>R19シャマードは、正規で入った最後の「ルノーの4ドアセダン」でもあるのですね。
ところで何台日本に入り、何台残っているのだろう...知りたい。

>>ちなみに、僕の車のナンバー、L532-0055-Jなのだ!
L532はR19/4ドアのことだから「55番目!?」そんなに入ったのかなぁ...。
55台以上入れば、もう少し目にするはずなのですが。謎。

>>さらに。
L532だと、本国だと「TXE」グレードにならないのです。それも謎...。詳しくはまた後日!
コメント (7)
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