ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

489、ピア17

2009年07月21日 | Weblog
マンハッタンのハドソン・リバーやイースト・リバーに面した川岸にはPier(埠頭)が沢山あり、番号が付けられています。
イースト・リバー沿いのブルックリン・ブリッジの少し南にPier17がありショップやレストランが集まった複合商業施設として賑わっています。
3階建ての大きな建物で巨大な戦艦が停泊しているような感じです。
この辺りは埠頭として栄え、周辺には赤レンガの倉庫が並んでいますが、荷物の輸送が飛行機や車に押され衰退していきました。
私がニューヨークに行った1973年頃は早朝のフルトン・マーケット(魚市場)だけが賑わい、昼は閑散としていました。
85年オープンしたピア17を中心として周辺の再開発によって、現在はニューヨークを代表する観光スポットになっています。
ここでの最高の見所はブルックリン・ブリッジとイースト・リバー、その対岸に見えるブルックリンの眺めです。
ピア15と16には有料の見学できる船が停泊しています。

54、マフィア来たる」を参照

488、小さな一歩から40年

2009年07月20日 | Weblog
1969年、アポロ11号が人類初の月面着陸を達成してから今日20日で40年経ち、アームストロング船長が月に第一歩を印し「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ」と、有名な言葉を残しました。
そのままアポロ計画を続けていれば今頃は月に基地ができていたのでは?と思ってしまいます。
しかし、冷戦や経済的理由で米国の宇宙開発のその後は、多くの人が思い描いたように進んでいません。
その後、米国は有人飛行計画の中心をスペースシャトルに移し、国際宇宙ステーション(ISS)の建設を進めています。

7、三大から四大へ」を参照
その後、「305、ハドソン川の奇跡」など、大きな出来事が起こり、五大、六大になっているかも知れませ。
113、きぼう」を参照

487、スタッテン島へ

2009年07月19日 | Weblog
マンハッタンの最南端、バッテリー・パークにはフェリーの発着場が幾つかあります。
自由の女神があるリバティ島や、ニューヨーク市を形成する5つのボロー(区)の1つスタッテン島への発着場などです。
写真はスッタッテン島へ向うフェリーで、遠ざかるマンハッタンを見ています。
5、ニューヨークって何処?
172、スタッテンアイランド・フェリー」を参照

486、トンネルへ

2009年07月18日 | Weblog
イースト・リバーを左に見ながらFDRを北から南に向かって走ると、Whitehall St辺りからトンネルに入ります。
トレードセンターで働いていたときは、毎朝このトンネルに入ってWest Stに出ました。
夕方帰るときはWest Stからトンネルに入ってFDRに出て北に向って走りました。(写真左のレーン)

485、17 State Street

2009年07月17日 | Weblog
イーストリバーからマンハッタンを臨むと特徴のあるビルが見えます。
17 State Streetに位置し、正面が円形にカーブしている42階建てのビルで、金融関係の会社が入っています。
「398、1ブロードウエイ」でブロードウエイの起点はボウリング・グリーンと書きましたが、ブロードウエイは北から来るとボウリング・グリーンで左右に分かれ通りの名前が変わります。
左(東)がWhitehall Streetで、右(西)がState Streetです。
このビルはState Streetの17番地にあります。

484、ブルックリン・バッテリー・トンネル

2009年07月16日 | Weblog
バッテリー・パークの下には2本のトンネルがあります。
1本はイースト・リバー沿いを走るFDRがバッテリー・パークの東側で地下に入り、ウエスト・ストリートに出ます。
2本目はブルックリンとマンハッタンを結ぶトンネルで、イースト・リバーと言うよりニューヨーク港の下を走るブルックリン・バッテリー・トンネルです。
片側2車線の全長9,117 feet (2,779 m)は北米で最も長い海(川)底トンネルで1950年に開通しました。

483、イースト・リバー南部

2009年07月15日 | Weblog
写真はイースト・リバー南部とダウンタウンの金融街、ハドソン・リバーが一望できます。
ワールド・トレード・センターが写真にアクセントを付けています。
122、バッテリー・パーク」の地図とほぼ同じ角度です。
①、バッテリー・パーク
②、ブルックリン・ブリッジ
③、マンハッタン・ブリッジ(右端にかすかに見える)

482、イースト・リバー

2009年07月14日 | Weblog
ハドソン・リバーについては何度か書きましたが、今回はイースト・リバーとその周辺について書いていこうと思います。
イースト・リバーはその名の通り、マンハッタンの東側を流れる川で橋やトンネルでブルックリン、クイーンズ、ロングアイランドと繋がっています。

481、ハイブリッド車

2009年07月13日 | Weblog
ハイブリッド車の売上が好調です。
今年4月に車を買い換えたとき、ハイブリッド車にしようかどうか迷いましたが普通の車にしました。(値段はそれほど違わなかった)
その理由は“静かすぎる”ということです。
友人がハイブリッド車に乗っていて何度か乗せてもらいましたがほとんど音がしません。
そのとき、これは“危険だ”と感じました。
歩行者や自転車に近づいても気づきません。
私の家の近くは細い道が多く死角になっているところもあり、時々“ハッ!”とすることがあります。
車には音も必要だと思いました。

車についていつも思うことがあります。
それは100年近く、ほとんどその構造が変わらないということです。
音楽機器はレコード→カセットテープ→CD→デジタルプレーヤー(レコーダー)に、映像は8ミリ→ビデオ→DVDに、テレビはブラウン管→液晶に、カメラはフィルム→デジカメに、文章はガリ版→ワープロ→パソコンに、電車は石炭→電気に変わってきました。
これに対し、自動車はスタイルや性能は良くなっていますが、基本的な構造は変わっていません。
ハイブリッド車のような一時しのぎではなく、根本的な変化が求められています。