ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

419、リトル・イタリー

2009年05月12日 | Weblog
キャナル・ストリートを挟んで南がチャイナタウン、北がリトル・イタリーでした。
“でした”というのは、近年チャイナタウンはキャナル・ストリートの北に勢力を拡大しています。
イタリア系アメリカ人は他の地区に引っ越す人が多くなり、リトル・イタリーに住む人は少なくなっています。
ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、ニュージャージーなどにもイタリア系アメリカ人は多く住んでいます。
しかし今もこの町にはイタリアン・レストラン、イタリア食材、雑貨屋などがあり独特の街並みを形成しています。
イタリア系といえばマフィアですが、最近はマフィア構成員は数千人程度まで減少したと言われています。
それに代わって、チャイニーズ・マフィアが勢力を伸ばしているようです。
何しろ圧倒的な人口を誇る中国人はアメリカのみならず全世界に進出し、東南アジアの国々でも中国系の人口比が増しています。
写真はリトル・イタリーの繁華街Mulberry Stで、前方に40ブロック北のエンパイア・ステート・ビルが見えます。
54、マフィア来たる」を参照
*フルトン市場はリトル・イタリーの南、ブルックリン・ブリッジの袂、イースト・リバー沿いにありました。

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