3223、モーツアルト

2016年米国で最もCDを売ったのボブ・ディランでもなくビヨンセでもなく、モーツァルトでした。
ビルボードの発表によるとモーツァルトの没後225年にちなみ、10月28日にリリースされた200枚組のボックスセット「モーツァルト225」が125万枚のセールスとなりました。
10月28日にリリースされてから5週間で125万枚のCDが売れました。
およそ6,250セットが売れた計算になります。
CD200枚のセットというのもすごい。
12月5日はモーツァルト225年目の命日でした。
ビルボードによると今年の米国のCD販売枚数は昨年から11.6%減少して過去最低の5,000万枚となり、対照的にストリーミングは急成長を遂げています。
今回、モーツァルトが売上1位になった背景にはクラシックファンの間では依然としてCDを買い求める傾向が強く、没後225年の記念の年でギフトとしても人気があったようです。
（225年というのは中途半端な気もしますが）

モーツアルトの曲は演奏される回数も多く、推定は不可能。
作品総数は900曲以上に及び、あらゆるジャンルにわたります。
子供も大人も、プロもアマも、今日も世界中で演奏されています。
23日のクリスマスコンサートでも2曲歌いました。
ave verum corpus
Veni Sancte Spiritus

＊ストリーミング：インターネット上で動画や音声などのコンテンツをダウンロードしながら逐次再生すること。