4884、ゴールデンスラム

テニス、ウィンブルドン選手権は11日（日本時間12日）、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）は6－7（4－7）、6－4、6－4、6－3で第7シードのマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）を下して6度目の優勝を飾りました。

グランドスラム通算20勝で、ロジャー・フェデラー（スイス）とラファエル・ナダル（スペイン）に並ぶ
ジョコビッチは、これで1970年以降では初となる年間グランドスラム達成にも王手をかけました。
仮に9月の全米オープンで優勝すれば1938年のドン・バッジ氏と1962年と1969年のロッド・レーバー氏に続き、男子では史上3人目の年間グランドスラム達成となります。
さらに今年はオリンピックがあります。
東京五輪で金メダルを獲得すれば、男子では初の年間ゴールデンスラムも見えてきます。
ジェコビッチは東京オリンピック出場の可能性は50％、と言っています。
ゴールデンスライムはめったにないチャンスで、ぜひ達成してもらいたい。
女子では1988年にシュテフィ・グラフがソウル五輪でも金メダルを獲得し、ゴールデンスラムを達成しています。

東京オリンピックは多くの競技が無観客になりますが、ウィンブルドンは客がいっぱいでした。
大谷選手の活躍で日本でも連日放送されている大リーグも有観客。
アメリカやイギリスは新型コロナウイルス感染者・死者数とも日本よりはるかに多いのに。