1732、ノムさん吠える

野球評論家の野村克也氏は米大リーグ挑戦表明から一転し、北海道日本ハムファイターズに入団を決めた大谷翔平選手に“喝”を入れました。
野村氏は「あの18歳の若造がね。日本の伝統ある野球をなめてる。いいかげんにせぇって思う」と語って怒りを爆発させました。
18歳の高校生が将来の進路を決めるのは大変だと思います。
大リーグへのあこがれや迷いもあったでしょう。
大谷選手が日本ハム入団を決めたのは正解だと思います。
日本のプロ野球で1度も投げたことがない18歳が大リーグで活躍できるようになるかは全く不透明です。
日本で実力をつけ大リーグに挑戦しても遅くないと思います。
でも、大リーグ挑戦を貫いてほしかったと思います。
私も大谷選手には“喝！”です。
大リーグ挑戦を表明して日本の球団には行かないと言った言葉の重さを考えてほしいものです。
今回の件で、本気で大リーグ挑戦を考えている高校生や大学生の道はほぼ閉ざされました。
本人がどんなに大リーグに行きたいと言っても日本の球団が「強行指名」するでしょう。
10月25日のドラフト会議から僅か6週間余りで陥落されてしまっては、本人の意思を尊重して指名を見送った球団は馬鹿を見たことになります。
大リーグ挑戦は野球少年にとっては夢です。
最近は多くの選手が活躍しているので夢ではなく目標になってきました。
「1635、サッカーと野球」を参照