ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

230、アメリカの底力

2008年11月06日 | Weblog
アメリカ大統領選でオバマ氏が圧勝しましたが、敗北したマケイン氏にアメリカの底力を感じました。
マケイン氏は4日夜、アリゾナ州フェニックスで支持者を前に演説し、大統領選の敗北を認めました。
会場から挙がる不満の声を制し、まずオバマ氏の勝利に祝福を送りました。
マケイン氏は「とりわけアフリカ系米国人の人々にとってオバマ氏の勝利は意義深いものだ」と語り、人種の壁を乗り越えて初の黒人大統領となった偉業を称えました。
さらに、党派の違いを乗り越え、米国民として団結するよう自身の支持者に訴えました。
そして、「米国は常に、努力する人に機会を与える国だ」と語っています。
この演説に先立ち、マケイン氏はオバマ氏に電話をかけ、お互いの健闘を称え合ったといいます。
オバマ氏も勝利宣言でアメリカ国民の団結を訴え、「私達はできる、必ず目標に到達する」と熱く語りました。
戦うときは戦う、しかし、勝負がつけば相手を称え1つに団結します。
これでアメリカの大統領は4年間、変わることはありません。(不慮の事故がない限り)
それに比べ日本の首相は短命です。
いつも感じることですが、日本では首相になったその日から野党は引き摺り下ろそうとします。
首相にもいろいろ問題もあるでしょうが、同じ国会議員として支え、協力しようという姿勢が全く見られません。

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