ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1393、撃ってもいい?

2012年01月08日 | Weblog
アメリカ南部のオクラホマ州で昨年末、3か月の子供を持つ18歳の若い母親が自宅に侵入した24歳の男を射殺する事件がありました。
2人の男が強盗目的でサラ・マッキンリーさんの自宅に押し入ろうとしてドアを激しくたたき、体をぶつけて壊そうとしました。
緊急通報ダイヤル911に電話して助けを求め、「手元に銃が2丁あるの、男が入ってきたら撃ってもいい?」と尋ねました。
これに対しオペレーターは「許可するとは言えないけれど、あなたとあなたの赤ちゃんを守るためにやるべきことをやりなさい」と語りかけました。
男がドアを破って中に入った瞬間散弾銃の引き金を引き、射殺された男の手には刃物が握られていました。
他の一人は逃走しましたが、後に逮捕されています。
マッキンリーさんは最近夫をガンで亡くし、3か月の息子と2人で暮らしていました。
2人組に以前からつきまとわれるストーカー行為も受けていたそうです。
 
*緊急通報ダイヤル:
日本は警察110、消防・救急119
アメリカは警察・消防・救急911

検察はマッキンリーさんの行為を正当防衛とみなし、訴追はしない方針です。
今月4日にテレビ番組に出演したマッキンリーさんは、男を撃ったことを後悔しているかと尋ねられ、「もしもああしていなければ、状況は全く違うものになっていた」ときっぱり否定しました。
写真はCNNテレビで事件当時の様子を語るマッキンリーさん。
銃については「1270、的は?」などを参照

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