ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

4830、マスク無しで

2021年05月20日 | Weblog
米国の新型コロナウイルスによる死者数が、パンデミック(世界的な大流行)発生後で最少となりました。
18日に米疾病対策センター(CDC)が明らかにしたデータによると、死者数は16日までの7日間の移動平均で545人となり、CDCのロシェル・ワレンスキ所長は会見で、「7日間の移動平均がこれほど低いのは昨年3月以来で、実質的にパンデミック発生以来の低さだ」と述べました。
米国では現在、成人の約60%が少なくとも1回のワクチン接種を終えていて、規制緩和に向けて動き出しています。
CDCは13日、新型コロナウイルスワクチンの接種が完了した人に対し、屋内でのマスク着用義務を解除すると発表していました。
小売り大手のウォルマートは、「本日(14日)よりワクチンを接種した客と会員は、マスクなしで買い物ができる。ワクチンを接種していない場合は、当社の店内ではマスクを着用するよう引き続き求めていく」と発表しました。
マスク着用が義務付けられている自治体の店舗では、引き続き着用は必要だとしています。

米首都ワシントンにあるウォルマートの店舗の入り口に掲げられていたマスク着用義務の案内(2020年7月)
米ニューヨーク州のクオモ知事は17日、新型コロナウイルスワクチン対策として義務付けてきたマスク着用や対人距離の確保について、ワクチン接種を完了した人には19日から解除すると発表しました。
同州では屋外での飲食に対する時間制限は17日、施設の人数制限の大半も19日にそれぞれ終了し、夜間の屋内での飲食も31日に解禁されます。
ミシガン州のホイットマー知事もワクチン接種者にはマスク着用義務を解除すると表明。首都ワシントンのバウザー市長は、接種を完了した住民は学校や医療機関を除きマスク着用の必要がなくなると述べました。
一方、ニュージャージー州のマーフィー知事は17日、同州はまだ新たな指針を導入する段階にないとして、義務付けを継続する構えを示しました。
州によって対応は違いますが、規制緩和が進んでいます。