ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3816、回転寿司

2018年08月10日 | Weblog
2018年に入って「回転寿司店」の倒産件数が急増しているようです。
手軽な価格設定で人気がありますが、業界の競争は年々激しさを増しています。
漁獲量の減少による魚価高騰、人手不足、消費者の実質賃金の伸び悩みなどが重なり、地方を中心に経営環境は厳しさを増しています。

1980年ごろニューヨークにも回転寿司が何軒かできました。
私が知っているのは5番街とペン・ステーションのコンコースにありましたが、今はないと思います。
70年代後半からニューヨークで寿司がブームになってきましたが寿司擬き(もどき)の店も多く、生き残り競争も厳しくなりました。
去年フロリダから来た友人はマイアミで日本食レストランを経営していました。
日本食がブームになると日本食もどきの店も多くできました。
中国系やスパニッシュ系の人が経営する店も多くできたそうです。
彼らは安い魚をツナ(マグロ)と言って出しても平気です。
日本人にはできません。
友人は本物にこだわっていたので価格的に対抗できなかった、と言っていました。
今は別の仕事をしています。

*フロリダにはキューバプエルトリコなど、中南米からの移民(不法移民も)が多く住んでいます。
中国系は世界中に多くいます。