2923、主演男優賞

第88回アカデミー賞授賞式が28日（日本時間29日）、ハリウッドのドルビー・シアターで行われ、レオナルド・ディカプリオが「レヴェナント：蘇えりし者」で主演男優賞を受賞しました。
過去4度アカデミー賞にノミネートされながら何れも受賞を逃し、無冠の帝王と言われていました。
世界中で空前の大ヒットとなった「タイタニック（1997）」は歴代最多の14部門にノミネートされ作品賞、監督賞、撮影賞など11部門で受賞しましたが、主演男優賞は逃しています。

5度目の正直で、初のオスカー像を手にする

今年のアカデミー賞は2年連続で、俳優部門にノミネートされた40人全員が白人だったことから、「白すぎるオスカー」と揶揄されていました。
受賞したのは全員白人。（ノミネートされたのが全員白人なので当然）
俳優ウィル・スミス夫妻やスパイク・リー監督ら黒人が授賞式をボイコットするなど、人種論争に発展していました。
ハリウッドでは依然として、白人が主役のようです。
「187、ミネソタ・ファームガール」を参照

29日、「アカデミー賞」のニュースを見ながらテレビで映画『サブウェイ123 激突』を見ました。
ニューヨークのサブウェイを舞台としたアクション映画で、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジなど、懐かしい映像が多く出てきました。
事件が解決した後、7Trainに乗って家に帰る場面は印象的でした。
主演は黒人のデンゼル・ワシントンで、存在感があります。
2002年『トレーニングデイ』で、アフリカ系アメリカ人（黒人）ではシドニー・ポワチエ『野のユリ』に続いて2人目となるアカデミー主演男優賞を受賞しています。