中国が誇る世界遺産、万里の長城の3割が消失しているようです。
全長6000キロのうち、およそ1961.6キロが長年の風雨にさらされ崩壊していることが分かりました。
一刻も早い修復が必要ですが、政府は適切な対応をとっていないようです。
また、記念のお土産に持っていく旅行者も後を絶たないようです。
長城の壁は現在、一塊40~50人民元(日本円でおよそ800~1000円)で売られているそうです。
世界遺産に登録されるのは名誉なことですが、維持管理の責任も生じます。
特定の建物などは維持管理も可能だと思います。(経費はかかるが)
でも、万里の長城は、ほぼ不可能でしょう。
何しろ万里もあるので。
中国政府は海洋進出や軍事力に莫大なお金を使っているので、世界遺産までは手が(お金が)回らないようです。
*ベルリンの壁が崩壊した時も破片が売られていました。
壁は崩壊した方がいいが、長城の崩壊はくい止めたいものです。