グリーンカードとは米国の外国人永住権及びその資格証明書(永住者カード、Form I-551)の俗称です。
初代の証明書が緑色のカードだったことからこの名がつきました。
定期的に変わり2005年の登録証はピンク色になっています。
私が取得した80年代は白でした。
以前は取得するのがたいへん困難でした。
取得する方法は幾つかあります。
グリーンカード所持者との結婚、世界的な芸術/学術の功績、専門的な卓越した技術、投資、雇用(仕事)等の方法がありますが莫大な費用と時間がかかります。
雇用(仕事)による永住権の取得が一般的です。
私もこの方法で取得しました。
アメリカに行ってからいろんな仕事をしましたが、そのうちの1つに日系の旅行会社で働いていたことがあります。
この会社は日本から来る政界、財界、芸能人などをリムジンでニューヨークを案内する仕事をしていました。
*リムジンを運転するには “Taxi & Limousine Committee” の許可証が必要です。
申請書、運転免許証、医者の診断証を持って面接を受けます。
お客の命を預かる仕事なので精神的に不安定な人や犯罪歴、薬物中毒のある人は許可されません。
ニューヨークのタクシーは安全です。
雇用による永住権取得の条件の1つとして経験があります。
これは仕事をして収入を得、所得税を納めたという証明が必要です。
おもしろいもので、就労ビザが無いと正規に働くことはできませんが、見つからずに働くと実績になります。
3年ほど実績を積むとグリーンカード申請の経験になります。
就労ビザ無しで働いていて強制送還された友人もいます。
最近は不法就労について厳しくなり本人は勿論、雇い主も罰せられます。
仕事も限られています。
基本的にはアメリカ人の職を奪わない、日本人でなければできない仕事が優先されます。
当時、日本食がブームになり始めていましたが、すし職人などはグリーンカードを取得するのに有利でした。
私の場合日本でバブルが始まり大量の旅行者がニューヨークに押し寄せてくるようになっていたので日本人のガイドが必要、ということでグリーンカードを取得することができました。
手っ取り早い方法はアメリカ人やグリーンカード所持者と結婚することです。
しかし偽装結婚も多く、面接を別々に受け、相手の生年月日や仕事、両親の名前、現住所、電話番号、一緒に住む部屋の間取りやカーテンの色などを聞かれ、矛盾すると疑われます。
書類がそろっていて面接に合格しても最初は2年間の「条件付き永住権]しかもらえません。
2年後にも夫婦であることが証明できれば、正式な永住権がもらえるシステムになっています。
1990年の移民に関する法律改正で、1991年からクジでグリーンカードを取得できるチャンスが与えられるようになりました。
Diversity Immigrant Visa Program(国別移民均等化プログラム)、通称DVプログラムといいます。
この「くじ引き」による永住権の取得は、世界各国から平等に移民を受け入れるというアメリカの方針で、過去5年間に移民が少なかった国を対象に、それぞれの割り当て数に応じて永住権が発行されるというものです。
移民国家アメリカが出身国の人口構成を多様化させるねらいをもっていて、毎年5万~5万5千人の希望者にグリーンカードが発行されます。
各国の当選枠は毎年変わり予め発表しません。
コンピュータによる無作為の抽選で、抽選の結果は当選者にのみ通知されます。
抽選結果発表時に当選者数の発表も行われます。
しかし現在、司法委員会でテロ対策や詐欺的なDV代行業者の増加等の理由によりこのプログラムの廃止に向けて協議が行われています。
初代の証明書が緑色のカードだったことからこの名がつきました。
定期的に変わり2005年の登録証はピンク色になっています。
私が取得した80年代は白でした。
以前は取得するのがたいへん困難でした。
取得する方法は幾つかあります。
グリーンカード所持者との結婚、世界的な芸術/学術の功績、専門的な卓越した技術、投資、雇用(仕事)等の方法がありますが莫大な費用と時間がかかります。
雇用(仕事)による永住権の取得が一般的です。
私もこの方法で取得しました。
アメリカに行ってからいろんな仕事をしましたが、そのうちの1つに日系の旅行会社で働いていたことがあります。
この会社は日本から来る政界、財界、芸能人などをリムジンでニューヨークを案内する仕事をしていました。
*リムジンを運転するには “Taxi & Limousine Committee” の許可証が必要です。
申請書、運転免許証、医者の診断証を持って面接を受けます。
お客の命を預かる仕事なので精神的に不安定な人や犯罪歴、薬物中毒のある人は許可されません。
ニューヨークのタクシーは安全です。
雇用による永住権取得の条件の1つとして経験があります。
これは仕事をして収入を得、所得税を納めたという証明が必要です。
おもしろいもので、就労ビザが無いと正規に働くことはできませんが、見つからずに働くと実績になります。
3年ほど実績を積むとグリーンカード申請の経験になります。
就労ビザ無しで働いていて強制送還された友人もいます。
最近は不法就労について厳しくなり本人は勿論、雇い主も罰せられます。
仕事も限られています。
基本的にはアメリカ人の職を奪わない、日本人でなければできない仕事が優先されます。
当時、日本食がブームになり始めていましたが、すし職人などはグリーンカードを取得するのに有利でした。
私の場合日本でバブルが始まり大量の旅行者がニューヨークに押し寄せてくるようになっていたので日本人のガイドが必要、ということでグリーンカードを取得することができました。
手っ取り早い方法はアメリカ人やグリーンカード所持者と結婚することです。
しかし偽装結婚も多く、面接を別々に受け、相手の生年月日や仕事、両親の名前、現住所、電話番号、一緒に住む部屋の間取りやカーテンの色などを聞かれ、矛盾すると疑われます。
書類がそろっていて面接に合格しても最初は2年間の「条件付き永住権]しかもらえません。
2年後にも夫婦であることが証明できれば、正式な永住権がもらえるシステムになっています。
1990年の移民に関する法律改正で、1991年からクジでグリーンカードを取得できるチャンスが与えられるようになりました。
Diversity Immigrant Visa Program(国別移民均等化プログラム)、通称DVプログラムといいます。
この「くじ引き」による永住権の取得は、世界各国から平等に移民を受け入れるというアメリカの方針で、過去5年間に移民が少なかった国を対象に、それぞれの割り当て数に応じて永住権が発行されるというものです。
移民国家アメリカが出身国の人口構成を多様化させるねらいをもっていて、毎年5万~5万5千人の希望者にグリーンカードが発行されます。
各国の当選枠は毎年変わり予め発表しません。
コンピュータによる無作為の抽選で、抽選の結果は当選者にのみ通知されます。
抽選結果発表時に当選者数の発表も行われます。
しかし現在、司法委員会でテロ対策や詐欺的なDV代行業者の増加等の理由によりこのプログラムの廃止に向けて協議が行われています。