BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

BEAR'S KISS

2010-02-26 20:08:07 | 映画・TV・観劇
昨日の羽田の霧はすごかったらしいですが、今日はうちの職場付近でも霧が出てました。
川や用水路付近でもうもうと霧が出てました。
暖かいのでしょうね。。。(暖かい空気が川の上でヒンヤリ冷やされて霧になる)。
来週はスキーの予定ありなのですが・・・お山の雪は大丈夫かいな

これは上司が貸してくれたDVDです。
彼は毎月一回地元の新聞(陸奥新報)に映画で英会話というコラムを書いています。
そのネタ探しのために、今回は恋愛映画について書こうとこの映画を手に入れたらしいです。
かなりマイナーな映画かと思われ、ツタヤでは見つけられず結局中古で購入したとか。
本人に似合わずかなりかわいらしい恋愛映画でした。
主人公の少女はサーカスで生活しています。
彼女はある日幼い小熊を手に入れます。
天涯孤独である少女は小熊にミーシャという名前を付けます。
まるで自分の恋人のようにかわいがり、ミーシャも日々成長します。
このミーシャがとにかく可愛い。
女性ならこんな小熊を自分のペットにできたら、そりゃ可愛いだろうと思う。
サーカスであちこちの国を回りながらも、彼女はミーシャに芸を仕込みます。
ミーシャと彼女のダンスはすごくかわいらしくてロマンチック。
サーカスという独特の世界観があります。
そんなある日、ミーシャが人間の男に変身し、二人は恋に落ちる。
クマが人間になるのに少女がキスをすればなるとかならないとか。
なんかよくわからなかったのですが、アイヌでもあるようなロシアの先住民族の儀式のような映像も出てきます。
それも夜の間だけで、二人は夜にいつも森でデートします。
熊のミーシャも人間のミーシャもどっちも大切な彼女。
スペインで知り合ったジプシーの話ではミーシャはやがて完全な人間になると聞き、その日を待つのだけど。
ある日デート中に不良に少女がからまれ、ミーシャは彼女を助けるために人間を傷つけてしまう。
そしてやがて彼女を守るためとはいえ、人間を殺してしまう。
そのためにミーシャは人間ではいられなくなってしまう。
人を殺した熊だと分かりスペイン政府にミーシャは殺されることになった。
そんなミーシャを脱走させ、生まれ故郷のシベリアに返そうと少女は逃走します。
ラストは思いがけない展開でしたが、おとぎ話のようなハッピーエンドだったかと思います。
孤独な彼女にとって、ミーシャは家族であり、友達であり、恋人であり大切な存在。
熊でも人間でもとにかく彼と離れるのは嫌だということかなぁと。
二人で森で幸せに暮らしてほしいと思います。