BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

狼と香辛料Ⅳ

2008-06-05 23:29:56 | 読書感想文
ついに4巻を読みました。
やはりライトのベルはさくさく読める。。。
今回はホロとロレンスが、ホロの故郷の情報を得るためにある村に立ち寄るお話。
この村というのが異郷の神(この村ではヘビの神だった)を扱ってる町でした。
今までお話の中で教会と言えば、キリスト教がモデルのような唯一神が中心だったんだけど、このヘビの神が出てきた辺りから、ホロの故郷が近づいてきた気配がする。
ホロとロレンスはこの教会の秘密を知り、境界に隠された書物からホロの故郷の情報を得る。しかしそれと共に村と教会が巻き込まれたある事件にかかわっていく。
その事件というのが、村の不当な取引による破産。
ひとつの村がある町に多額の借金を負い従属にされてしまう危機に落ち込まれるのだ。
これを解決したのが商人ロレンスの腕の見せ所。
今回はホロの出番がすごくおとなしい気がする。
教会の跡取りの娘と粉引きの青年のカップルのラブラブっぷりをうらやましがるロレンスがかわいいと言うか、それに対応するホロもなんだかこっぱずかしい感じです。
キャラ的にはあんまりぱっとしてなかったので、次回5巻に期待だな。