My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

牡丹

2013年06月17日 | 
今年はお花の色が鮮やかに感じます。
昨年はあまり気がつかなかった牡丹の花。
緋牡丹がとても綺麗に咲きました。

牡丹は花の命が特に短いようです。
みるみるうちに満開になり、
少し目を離していたら、ばさっと散って しまう。
その散り際たるや、なんとも無残。

散るさまの美しさを心情に移し替えて心を揺さぶる代表格は、やはり桜でしょうね。
牡丹の美しさは、桜の花よりも儚い。
それなのに、その儚さまでも美しい桜とは対象的です。なぜか、散ってしまうと興ざめる。
満開の、見る者を圧倒する存在感。その散ってしまった姿は、華やかな命がまさにここで途切れてしまったのだという、喪失感を呼んでしまいます。
なので散った牡丹は嫌いという声が多いです。
桜は、咲いても散っても愛される。

今年はそんな牡丹の花を
なんだか労わりたい気持ちになりました。

精一杯咲いたね。
実は今迄あまり好きだと思っていなかったの。ごめん。
牡丹さんは派手派手だけど、実は不器用なのね。



蜂を惹きつける魅惑の緋牡丹健在



咲き切ったところはさすがに興ざめですが、(多少、グロテスク・・・なのです。)
花弁を全部取ってテーブルに散らしたらこれはこれで豪華けんらん。
つねに色気があるというかくどいというか…ね。^^;
コメント
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