My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

実りの秋

2008年09月23日 | 或る日或るとき
今日の記事は

無し。



いえ失礼、

「梨」


天高く、馬肥ゆる・・・・実りの秋です。(「馬」の部分にはそれぞれ当てはまる固有名詞を入れることが出来ますが~心当たりは?)長かった猛暑が影を潜めたので、食欲も増します。

先日の午後、ふと思い立ち、娘を連れてあるお宅の果樹園を見に行きました。
実は、りんごが生っているところを娘に見せたくて。その日は少し忙しかったけれど、チャンスはそうそうない!
畑にどなたかいらっしゃるかなあと思いつつ、車で奥まで乗り付けてみましたが見あたらず・・・りんごは遠くのほうに見えました。でも誰もいない畑に入るのはさすがに憚られました。結局りんごの写真は取らず、道路脇の梨の写真を撮りました。目的はりんご、、、でしたが。
これはせんりょう梨、でしょうか?

ほどなくそのお宅のご主人が家から出てきました。おじいさんなんですけどね、背が高くて、昔は結構いなせな雰囲気でありました。^^;アッソウダ、、そういえばちょうどお昼の時間帯でした。昼食をとるため畑にはいなかったのね。。失礼しました、、、。
「誰だい、、、」というような怪訝な顔でしたよ。
私だとわかると、しばらくご無沙汰していたせいか、、「??・・・」(何故ココに?って感じで、なんだか驚いてました。(この年代の方って驚きが大きいですね。)

私達時間がなくて、すぐに失礼しました。今度はりんごの写真を撮りたいな。
娘も久しぶりに見る果樹園の風景を短い時間堪能しました。絵になる風景がいっぱいだねと言っていました。うん写真ならいいのが撮れると思う!絵はねぇ、描くにはインパクトがうすいので難しいよ。この風景。)

今お店には、二十世紀梨や、幸水梨が並んでいますね。
洋梨ではパートレットなどもちらほら。もうすぐラ・フランスも並ぶでしょう。

洋梨といえば、私の大祖母が「ひめんこ」という梨が好きだったのを思い出します。ネーミングがなんとなくりんごのような感じですが、、、当時高級品だったと思います。大祖母に毎年恭しく誰かが届けに来るのを幼い私は見てました。

「ひめんこ」が熟れて食べごろの食感はちょうど、いまはやりのマンゴーのような感じです。他に「ブランディー」という梨はそれよりまだ柔らかい感じ。つるんと口どけなめらか。
シャキシャキした食感がお好きな方は洋梨より「二十世紀」 ですね。その溢れる水分はスイカ並みですね。私は少しふんわり感のある「幸水梨」派です。
そうそう、最近はせんりょう梨もひそかに回顧ブームが来ているようです。

果樹農園の数は減りました。このあたり一帯はりんごの丘でしたが。



果樹の世話は大変です。
丹精込めて、世話をして、実を結びます。
そうして実を結んだ後も、雨風台風が来ます。心配の種が尽きません。
一つ一つが収穫されるまでには数々のドラマチックな場面があります。

           
そう、今ここにあるわたし。風に吹かれる梨の花より頼りない。実を結ぶかどうかもおぼつかなく。
それがために、、、知らないうちに、大いなるものに育まれれて、そのままで、今ここにある私。気がつかないだけでそれは、誰しも平等に。

梨の実はそのままで、そこにある。

そんなことを思います。



帰り道、空き地にコスモスが。
そろそろ稲の穂も重たくなってきました。
            

          




あ、お彼岸♪




コメント (2)
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