バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

脳トレ7手9手 その2

2016-04-04 08:44:49 | 将棋

昨日は、比較的近い御坊市の研究会に北浜8段が来られるということで、飛び入り参加してきました。

基本は、支部対抗戦に出場する選手のレベルアップのため。

2局ほど指して1勝1敗といういまいちの成績でした。30分30秒という時間なので十分すぎるのでこれで負けるとやはりへこむ(笑)

負けた将棋を一部ご紹介

▲先手 私 後手△浜脇4段

浜脇さんとは、ここまで勝ったり負けたりの相手

お互いなんでも指す棋風ながら対抗形でこちらが居飛車は初めて

ここから通常通り ▲35歩△同歩▲46銀と仕掛け お互いの読み筋通り次局面

ここで▲66角か▲33角か迷い、結構読んだが ▲33角△12香▲66角成も魅力があるが香車を取れないのがちょっと気に入らなかったが▲66角成では今考えると ▲28飛という普通の手も読むべきだった。

本譜は、▲66角△34銀▲同銀△37歩▲28飛△34飛▲25飛△24歩▲45飛△42歩 (次図)と読み筋通りに展開

先手 悪くないと思うがなかなかこの後が難しい。局後いろいろつっつき回したがあまりよくならない。やはり居飛車の薄さがきいてきているのだろう。

このあと▲35歩△54飛▲11角成△56飛 (次図)と飛車をさばかれわからなくなった。2筋へ回られる手もあり難局かもしれない。

やまり居飛車急戦は、なかなか大変だ。

 

さて北浜先生の話に戻ります。(下は、指導対局をする北浜8段)

せっかくなので、昼休みに自作詰将棋を見てもらった。ちょっと広めの11手詰めの未発表作であるが1分かからなくすぐに詰め上げた。よく余詰まなかったねという感想。いいのかわるいのかわからない(笑)

北浜先生の脳トレは、前に一度取り上げたが2つほど

まずは、これは表紙の問題

これだと誰でも立ち止まって詰ます気になりますよね。客寄せ問題として最高。

竜にかえれば11手詰みになる。(参考図)

そして私の気に入ったのが

解後感抜群である。解説を読むと将棋サロンの色紙用として創った問題らしい。

あと北浜先生によると文庫版になる際 新題が4問追加されているが本当はもっとたくさん載せたかったのだが編集部が絶対だめということで4問に収まったそうで、それも小さい局面で解答もネットに掲載されるという感じでした。内藤さんは以前 図式集の廉価版を出すとき10問くらいは載せていたのにとちょっぴり不満顔でした(笑)

まあ 今期は、前半5勝1敗と好調の順位戦でしたが糸谷さんに負けた後崩れて結局指し分けになってしまったところを聞くと 厄払いに行ってきたんですけどねというくらいちょっと不調が続いたそうです。近年にないくらいの不調と言ってました。 NHK杯で以前 羽生先生に勝ったことを聞くと ここのところの不調のせいか遠い昔だった気がすると笑ってました。

スマホ詰めパラもハンドルネームも持ってるけど解答しても 順位はすぐに200位とか後ろの方だとか言ってました。たぬき55がA六段(先生)だって知ってました?って訊くと いや知りませんでした、そうなんですかという返事でした。

北浜8段 来期に期待したいですね。