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昨日のこと、小雨降る中いつものストアに買い物へ向かった。
毎度のパターンの毎度の食品類を購入。
調味料などの少なくなっているものもかごに入れて・・・。
忘れ物はないか、メモとにらめっこしながら。
レジも無事に終えて外に出かけたところで、珍しい人に出会った。
若い頃、仕事でもご指導いただいたYaさん。
何年ぶりであろうか。
その頃、麻雀を何度も手合わせしていた。
当方、学生時代に麻雀を覚えて以降、夢中になっていたものである。
実に奥の深いゲームであり、運にも左右されることも多いゲーム。
卓を囲むと戦場のようでもある。
このゲームは、人それぞれの性格が如実に表れることも多い。
勝負事にはそれぞれの性格が出るからであろうか。
取り分け、麻雀はそうであった。
向上心のある人、せっかちな人、粘り強い人、意外とルーズな人、熱心な人、執着心の強い人、勝負勘の強い人、強気の人、やや弱気な人・・・。
小さな卓を囲むと、様々な人間模様が垣間見られるからある意味とても面白いものである。
学生時代、覚えたての頃は毎日のように・・・。
また、関西方面へ就職しても、その会社の先輩や上司と週末になると卓を囲んだものである。
学生時代にも強い人がいたけど、関西に出た時はえらく強い先輩に出会うことができた。
その人の手の内をよく研究し、追いつけ追い越せと夢中になっていた。
本県へ帰り再就職をした後も麻雀は止めなかった。
人と人との交わりのツールとしても最良のゲームだったと思う。
何しろ、人間模様が垣間見られるもので・・・。
昭和の時代、雀荘は景気もよく乱立していた。
よく通ったものである。
また、妻と結婚後も義兄たちとも卓を囲んでいた。
度が過ぎて、妻や義姉たちからやいのやいのと云われていたものである。
今では走馬灯のように懐かしい時代が想い出される。
昨日出会ったYaさん、麻雀が滅茶苦茶強いと感服したものである。
若かりし頃、関西で出会った先輩、そして昨日のYaさん、さらにあと二人くらい思い浮かぶけど、実に凄腕の手練れであった。
しばし懐かしさで立ち話が続いた。
Yaさんがいつも連れだっていたNiさん、とんと連絡は取られていないとのこと。
ところが、当方がグラウンド・ゴルフで出雲ドームに出向いた際に何度かお会いしていると話すと・・・。
「そうか、Niさん元気にしているかな、へーグラウンド・ゴルフをね。今度会ったら宜しく言っておいて・・・」とのことだった。
思いもよらず、懐かしくなって話し込んでいた。
当方、妻が認知症を発症し買い物をしていると云うと、奥さんの体調が悪いから最近は自分が買い物をしているとのことだった。
それぞれ後期高齢者ともなるといろいろなことが起きるものである。
小雨降る中、別れを云って自宅への帰路に就いた。(夫)
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