全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

第13回人権研究交流集会

2007年03月25日 13時13分25秒 | Weblog

青年法律家協会が主催して行われている第13回人権研究交流集会が、2007年3月24日(土)~25日(日)、名古屋国際会議場で行われ、全トヨタ労働組合のメンバーも何人か参加しました。

この企画は、高度経済成長の裏面として深刻化した公害事件を、法律家の普遍的な課題にまで高めた全国公害研究集会(1969年に第1回を開催)の先駆的伝統を引き継ぎ、1978年の第1回集会以来、公害・薬害・医療過誤・サラ金被害・外国人の権利・過労死・子どもの権利・消費者の権利・司法問題・報道と人権・情報公開・刑事弁護のあり方など、現代社会に存在するあらゆる問題を人権課題として問題提起し、研究と実践的な活動の結節点として開催されている青年法律家協会を代表する取り組みです。

2004年3月に行われた第12回集会(東京・早稲田大学)に引き続き、今回は、名古屋で「平和に生きる、地球に生きる~国際化する人権に法律家はどう取り組むか~」をテーマに行われました。 
   
私たちは、法律の専門家ではありませんが、関係の弁護士の先生とも関わりがあり、初日にいくつかの分科会のなかに「トヨタ問題分科会」があり、これに周囲にも呼びかけ参加しました。

分科会では、猿田中京大学教授の基調報告のあと、けやき法律事務所の梅村弁護士から豊田市とトヨタ関連企業での相談事例を中心に、南部法律事務所の田巻弁護士からは、内野過労死裁判とベトナム人研修生への不法な働かせ方と訴訟についての報告があり、全トヨタ労組の若月委員長からは、組合結成からこの間にいたる経過についての報告があり、それらを踏まえて論議が進められました。

しかし、明らかに時間は不足しており、予定時刻の17時30分がすぐにやってきました。私たちはこの間の運動の中で、狭い殻を取り払った運動を行うようになりました。従来のトヨタシンポレベルでは、体験できないことも聞くことができました。ぜひ続編も期待したいと思いながら会場を後にしました。なお、分科会ではこの分科会がもっともたくさんの人が参加したようです。100名近くの人が参加していました。

青法協のHPは以下のアドレスです。参考までに

http://www.seihokyo.jp/
コメント (1)
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