「Law&Order」が好きだ!!(邪道にて)

海外ドラマ「Law&Order」が好きです。
とにかく叫びたいので、ブログに叫びます。

シーズン16 #18「葛藤」<2>

2014-03-22 16:40:22 | シーズン16
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きです


フゥ~長くなったわ・・・もう歳だから、疲れるってネェ。
しかし、好きなS16だから、もう少し根性出して!

いつも通り、邪道なドウォーキンに対して
正常に戻すのが、マッコイのお仕事ってことで。
今回のマッコイの最終弁論には、この辺が巧く出ていたかと。

マッコイは、ドウォーキンに警戒心露わ、でしたが(笑)
「もう、こいつの独自理論に振り回されるのは、ゴメンだ」とか?(笑)
視聴者の方々の中でも、そう思う方もいるかと・・・
だって、いつものドラマ、ぶち壊してるんだからネェ。
「また始まった・・・」的思いを持っても、不思議じゃない。

確かに「また始まった・・・」なんですよね。
こう言う風に、独自理論展開弁護士さんは、多々おります。
しかし・・・ドウォーキンの魔術師たる所以は・・・

「もしかしたら、そうかもしれない」
と思わせる「何か」が、あるんですよね~。
あのぉ・・・・陪審員って、
「良い人間でありたい」と思ってるんですよね。
「常識&良識ある人間として、判断したい」って。
だから、必ずしも法に囚われなくても・・・と判断する場合がある。
よく検察が苦々しく言っている「陪審員による法の無視」ですよね。

法よりも、人間としての良識に照らして判断する。
その辺を擽がられると・・・反応しちゃんですよね~。
ただの自己満足的独自理論展開な奴じゃない。
頭が良い&優秀・・・登場時からのドウォーキンへの評価です。

今回、マッコイの最終弁論で、
「(ドウォーキンは)
 皆さんのフェアプレーの精神に、訴えかけているのです」
と言っていますが。
まぁ、私的に、制作側が与えたドウォーキン戦術が
私の読みで合っていたなぁ、という自己満足もあります(照れ笑い)

今回は、マッコイとドウォーキンの会話は、友好的。
・・・・・・・やっと、友情感じたのか、マッコイ(笑)
互いに、感情的には同じようなのだが
仕事では、対立軸にってことかと解釈。
犯罪が、暴力的取調べで解決するのも、良いし。
と思いつつ、大義名分があるのなら
暴力=拷問を許す社会になってもいいのか・・・
・・・・悩むおじさん達・・・あぁ、ランディは若いか(多分)

ドウォーキンの登場エピは、マッコイが反応するので・・・楽しい(笑)
今回も・・・って、過去2回より、大分慣れてきましたが、
楽しく反応してくれたし、仲良くもしてくれたので、
私としては、喜んで視聴できるエピです。

さて、ここでも登場なブラッドリー判事。
私が好きだと言うエピに、何故か多く登場。
最近は、ウォルターなどと呼んでいる時もアリ(笑)

で、ウォルター&ランディ&ジャックのピンチを救ったのは
アレックス姫でした・・・・3人ともホッとした顔して(笑)
ウォルターまで・・・判事だろッ!(笑)

さて、好きなシーンは・・・
アレックスとマッコイのお食事会話で、ドウォーキン乱入時です。
ドウォーキンが、アレックスを誘っていますが、拒否。
そのアレックスの姿を、ちょっと微笑みで見ているマッコイがぁ!!
これは、もう完全に父モードですので・・・好きなんです・・・

それと・・・検事局での、アレックスとマッコイの論争ですかね。
フォンタナの行為等々で、意見交換会。
アレックスを納得させようとするマッコイですが
どうも、自分をも納得させようとしている風が・・・
その迷い風が、良いかと。

あと、ランディの最終弁論時のマッコイ。
ランディにカメラの焦点があるので、背後のマッコイはぼやけ風。
ランディの言葉に、「アァ」とガックリ・・・好きですね~。

ここでも検事長は、楽しい雰囲気で御座いました。
結構笑顔で・・・・イイですネェ。
ここで老マッコイなら・・・
『The Newsroom』では、老々マッコイかぁ??
・・・・ちがう、チャーリーだ・・・私のバカッッ!!(笑)

頭抱えながら、退場します(ペコリ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シーズン16 #18「葛藤」<1>

2014-03-22 16:37:25 | シーズン16
えっと~
S16、今初めて真面目に調べています(笑)

今回「葛藤」、現題『Thinking Makes It So』
・・・なんなんだぁ?と調べたら・・・
『ハムレット』の台詞でした。ハムレットの台詞です。
超有名な一節だとか。
まぁ、前後にも言葉がありますので、気になる方は調べてね。

で、意味は・・・
「考えるから、そうなる」「そう思うから、そうなる」
私が所蔵している『ハムレット』(ちくま文庫)では・・・
「主観が善悪を作るんだ」で御座いました。

ブランチとマッコイの会話での、ブランチの言葉でも登場。
由来を知ってから視聴すると・・・
あぁ、ここの台詞かぁ&マッコイ、「ハムレット」って言ってるし。
今回の、ブランチの昔話は、何とか合格、でしたかね?(笑)
何時もの「何故に、ここで、その話を?」色が薄かったし(も一度笑)

さて、ドウォーキン、登場です。
私は、彼を「魔術師」と書いていますが・・・
ドラマ内では、彼をこのように呼んでいたことは、ないと思う・・・
マッコイが「(彼の弁論&言葉は)魔術のようだ・・・・」みたいなことは
言っていたように、記憶しているんだけどねぇ。

エピは、刑事の熱心過ぎる捜査=拷問のような取調べ、が焦点。
相変わらずの、ドウォーキン節が、ですね(笑)

ドウォーキン、最終弁論

「フォンタナ刑事は、ローウェル氏から・・
 “強要自白”と呼ばれるものを得たのです。
 彼は、そう言いました。覚えていませんか?
 いえいえ、皆さん、居眠りをしてはいけない。
 もう一度、私が説明しましょう。
 証言台にいた彼に
 居場所を聞き出すため、虐待行為をしたか・・・私は聞きました。
 その時、Mr.マッコイが顔を真っ赤にして
 偏見を抱かせる、と叫んだ・・・覚えていますか?
 フォンタナ刑事は、虐待行為はしなかったと・・・
 決して否定しなかったのです。確かです。

 私の地元では、否定しなければ・・・その行為の有無は通常・・・
 この偉大なる州の善良な住民として・・・
 そういう行為を、承認してよいのでしょうか?

 皆さんが評議する際に、私が望むのは比較検討です。
 一方はドアを蹴破るフォンタナ刑事。
 もう一方は、礼儀正しくドアをノックするローウェル氏。
 一方は、首根っこをつかんだ者。
 もう一方は、アメを与えた者。
 銃を突きつけた者と、船に乗せた者。
 首をつまみ引きずった者と、手をつないだ者。
 
 3度便器に頭を突っ込んだ者と・・・
 ピザを与え、映画を見せた者・・・

 合法!違法!・・・どちらが?」

単純な動作ですが、両手を効果的に使ったのはさすが!

マッコイ、最終弁論

「皆さんがどう思おうと、今回に事件を審理する場合・・・
 フォンタナ刑事の行為は、除外して考える必要があります。
 法律の定めにより、考慮すべきは、被告人の行為のみです。
 しかし良心ある皆さんが、法廷で聞いたことや
 推測されることを無視するのは、極めて困難でしょう。
 それに弁護人が
 被告人と刑事の行いの、比較検討を求めました。
 皆さんのフェアプレーの精神に、訴えかけているのです。

 悪いことですか?
 いいえ、誰にとっても良いことです。
 公平さがすべて・・・そうでしょうか?
 弁護人の言う公平さに、正義の余地は?
 彼の言う公平さには、他に何も考慮しない。
 しかし正義は違います。 
  
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 レイプ犯と、妻と性交する男を同等に扱う必要がある。
 双方とも、行為は同じだからです。公平です。
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 テロリストの扱いは、テロリストを殺害した兵士と同じ。
 どちらも人間の命を奪ったという意味で、公平です。
 
 Mr.ドウォーキンの判断基準では
 銀行強盗を企て、少女を人質に取った男は
 彼女の面倒をよく見る限り・・・
 少女を救う為に、過度の力を使った刑事よりも
 優遇されなければならない。
 公平ですが、正義でしょうか?

 文明社会の評価基準は、正義の質です。
 この社会では・・・
 誘拐犯と強盗犯は、刑務所に入るべきなのです」

マッコイも、手を効果的に使用。

どちらも、とても親切な最終弁論だったかと。
まぁ、比較するってことで・・・だからかな?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます(オォ!)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする