行きます!!
カトリックの男子校の告解室で、グレイディ神父が殺される。
現場状況から、犯人は懺悔室から神父を銃撃したと思われる。
また聖堂は、日中以外は一般にも開放されているという。
犯人の絞り出しが難しい。悩むブリスコー&グリーン。
グレイディに恨みを持つ者の犯行か?
生徒の1人、ティム・ボズウェル。グレイディと揉めていたという。
ティムに話を聞く。
最初は反抗的だったティムだが・・・
自分が殺人の容疑者となっていることを知り、素直に話し出す。
揉めていた原因がある。
グレイディは、母親に関係を迫っていたのだ。立場を利用して。
NY大司教区で話を聞く刑事コンビ。
しかしグレイディとボズウェル夫人の関係を否定する。
夫にも説明した、と。
嫉妬に狂った夫の犯行か?
しかし夫には、アリバイが。ピザの配達人が証人だ。
そして、どうもDV夫のような・・・・単なる口実なのか?
捜査が難航する。
ここで、ある事実が判明する。
事件当日、現場の告解室に入る予定だったのはエバンズ神父だったことが分かる。
グレイディと担当を交換していたのだ。
そのことを知るのは、両人だけ。
それならば・・・犯人はエバンズを狙ったのか?
犯行に使われた銃が見つかる。
所有者はセラーノという給油所経営者。
銃は、給油所での強盗用に所有しているという。
保管していると言い張るセラーノ。
しかし・・・保管場所の引き出しには、銃は入っていない。
引出しの鍵を持つのは、もう1人、夜のシフトの店長だ。
店長は、いとこに貸したと。
エンジェル・カブレラ。刑事コンビを見て、脱兎のごとく逃げ出すが・・・。
まぁ、御用で。
27分署で話を聞く。
状況証拠は、カブレラを犯人だと指しているが・・・何も話さない。
そして弁護士を要求。
エバンズ神父に、カブレラを確認してもらう。
4年前の教え子だと。
当時も問題児であったカブレラを、母親の頼みで支援していた、と。
エバンズ、刑事コンビ。
「・・・恩返しに撃つとは、妙な話ですね」
「彼を犯人だとみているのか?」
「我々は、そう見ている」
「彼に狙われる理由は?」
「悪いが立場上、話すことはできない」
「変わった答えだな」
「・・・・これが精一杯の答えだ」
「事情を御存知ですね。
彼との間にある問題は、解決できる」
「申し訳ないが、私は・・・司祭だ。警官じゃない・・・失礼する」
検察トリオ
「下手に起訴するより、釈放すべきです」
「彼は罪状認否で、再勾留に」
「神父が協力を拒む訳は?」
「カブレラが、秘密の告白をした」
「秘匿特権が理由なの?」
「神父は、暗に告解を受けたようです」
「違いが?」
「正式な告解なら、追及できん」
「完全に不可という訳ではない」
「・・・・・司祭が、告解だと認めても?」
「特権の範囲は、宗教的な相談事のみ」
「・・・神父がいかなる理由で、証言を避けようと、追求できる余地がある」
「余地を広めに考えるのは、どうかと」
「何の会話がなされたの?」
「状況すら、つかめてません」
「母親が神父に連絡した理由を探って」
カブレラの母親から話を聞くセリーナ。
高校時代、父親が家を出てから荒れだした息子。
「・・・ある夜、息子がおびえた様子で帰宅したの。
何か見たんだと思う・・・私を驚かすまいと、話さなかった。
・・・息子は外出することを恐れ夜中に電話が鳴るようになった。
電話線を外したわ・・・エバンズ神父に連絡した。
神父様はうちに来て、息子と話を・・・・
以来神父様は、息子と連絡を取り合っている」
31分署。18歳当時のカブレラのことを調べるセリーナ。
当時の担当刑事に、話を聞く。
1998年10月、サミュエル・ランドラム殺害事件。
カブレラは目撃者である可能性があるとして、
連絡したが、電話がつながらなかった。
他の有力な証人がいて、F・オルテガが逮捕された。
被害者の血の付いたオルテガの上着も見つかり、有罪に。
今、収監中であると。
検察コンビ。
「被害者は流行の上着を巡る若者同士の争いで、刺された」
「今年は、デニムだぞ」
「ただの目撃証人であるカブレラが、神父を狙う訳は?」
「事件の調査後、神父と話したか?」
「いいえ、彼は電話に出ません」
「・・・召喚状を出せ」
「司祭にですか?」
「カブレラは、次回出廷すれば釈放だ。もう撃たせられん」
「神父は義務感から、沈黙しています」
「法律上の義務かどうかは、話を聞かんと分からん」
「神父が大陪審で黙秘したら、侮辱罪に問うと?」
「判事次第だ」
「我々が、追及することになります」
「医師、弁護士、司祭は、ルールを作り出す立場にない。
相談者が特権を得られるのは、ごく特殊な場合のみだ」
「・・・あなたもカトリックでは?」
「だから、神父を特別扱いしないようにしてる」
「もう一度話す機会をください」
「構わん、全力を尽くせ」
「了解、です」
「召喚状を持つこと」(と、マッコイ、笑顔で)
エバンズとセリーナ。
やはり沈黙を貫くエバンズ。そして召喚状を渡すセリーナ。
当然、苦境のNY司教区の方々。
検察へ、苦境を訴えに。
・・・・・・・・
「我々は、特権の適用が妥当か否か、判断する権利がある」
「若者は、司祭に秘密を打ち明け、相談したんだ」
・・・・・・
「実用的な助言を求めたのなら、特権は不適用」
「人々は安心して、聖職者の導きを求めさせるために特権がある」
次期検事長選を匂わせ、ルーウィンの怒りを買い、司教区の方退場。
・・・・・・・・
「神父を召喚するしかないの?」
「事情を知る2人が、沈黙中です。事情がないと前に進めない」
「NY中が不安定な時期に、教会側と闘うんですか?」
「カブレラ以外にも、ランドラム殺害を見た者が」
「F・オルテガですね」
オルテガと面会する検察コンビ。
オルテガは、エバンズ神父が自分を釈放してくれると話す。
自分の無実を知っていると。
神父は、真犯人を知っているような・・・・?
カブレラが、ランドラム殺害犯だった。
カブレラは、エバンズに秘密を暴かれると思い狙ったのだ。
そして、オルテガが釈放されるのは、エバンズの証言が不可欠なのだ・・・
・・・・・・続きます
カトリックの男子校の告解室で、グレイディ神父が殺される。
現場状況から、犯人は懺悔室から神父を銃撃したと思われる。
また聖堂は、日中以外は一般にも開放されているという。
犯人の絞り出しが難しい。悩むブリスコー&グリーン。
グレイディに恨みを持つ者の犯行か?
生徒の1人、ティム・ボズウェル。グレイディと揉めていたという。
ティムに話を聞く。
最初は反抗的だったティムだが・・・
自分が殺人の容疑者となっていることを知り、素直に話し出す。
揉めていた原因がある。
グレイディは、母親に関係を迫っていたのだ。立場を利用して。
NY大司教区で話を聞く刑事コンビ。
しかしグレイディとボズウェル夫人の関係を否定する。
夫にも説明した、と。
嫉妬に狂った夫の犯行か?
しかし夫には、アリバイが。ピザの配達人が証人だ。
そして、どうもDV夫のような・・・・単なる口実なのか?
捜査が難航する。
ここで、ある事実が判明する。
事件当日、現場の告解室に入る予定だったのはエバンズ神父だったことが分かる。
グレイディと担当を交換していたのだ。
そのことを知るのは、両人だけ。
それならば・・・犯人はエバンズを狙ったのか?
犯行に使われた銃が見つかる。
所有者はセラーノという給油所経営者。
銃は、給油所での強盗用に所有しているという。
保管していると言い張るセラーノ。
しかし・・・保管場所の引き出しには、銃は入っていない。
引出しの鍵を持つのは、もう1人、夜のシフトの店長だ。
店長は、いとこに貸したと。
エンジェル・カブレラ。刑事コンビを見て、脱兎のごとく逃げ出すが・・・。
まぁ、御用で。
27分署で話を聞く。
状況証拠は、カブレラを犯人だと指しているが・・・何も話さない。
そして弁護士を要求。
エバンズ神父に、カブレラを確認してもらう。
4年前の教え子だと。
当時も問題児であったカブレラを、母親の頼みで支援していた、と。
エバンズ、刑事コンビ。
「・・・恩返しに撃つとは、妙な話ですね」
「彼を犯人だとみているのか?」
「我々は、そう見ている」
「彼に狙われる理由は?」
「悪いが立場上、話すことはできない」
「変わった答えだな」
「・・・・これが精一杯の答えだ」
「事情を御存知ですね。
彼との間にある問題は、解決できる」
「申し訳ないが、私は・・・司祭だ。警官じゃない・・・失礼する」
検察トリオ
「下手に起訴するより、釈放すべきです」
「彼は罪状認否で、再勾留に」
「神父が協力を拒む訳は?」
「カブレラが、秘密の告白をした」
「秘匿特権が理由なの?」
「神父は、暗に告解を受けたようです」
「違いが?」
「正式な告解なら、追及できん」
「完全に不可という訳ではない」
「・・・・・司祭が、告解だと認めても?」
「特権の範囲は、宗教的な相談事のみ」
「・・・神父がいかなる理由で、証言を避けようと、追求できる余地がある」
「余地を広めに考えるのは、どうかと」
「何の会話がなされたの?」
「状況すら、つかめてません」
「母親が神父に連絡した理由を探って」
カブレラの母親から話を聞くセリーナ。
高校時代、父親が家を出てから荒れだした息子。
「・・・ある夜、息子がおびえた様子で帰宅したの。
何か見たんだと思う・・・私を驚かすまいと、話さなかった。
・・・息子は外出することを恐れ夜中に電話が鳴るようになった。
電話線を外したわ・・・エバンズ神父に連絡した。
神父様はうちに来て、息子と話を・・・・
以来神父様は、息子と連絡を取り合っている」
31分署。18歳当時のカブレラのことを調べるセリーナ。
当時の担当刑事に、話を聞く。
1998年10月、サミュエル・ランドラム殺害事件。
カブレラは目撃者である可能性があるとして、
連絡したが、電話がつながらなかった。
他の有力な証人がいて、F・オルテガが逮捕された。
被害者の血の付いたオルテガの上着も見つかり、有罪に。
今、収監中であると。
検察コンビ。
「被害者は流行の上着を巡る若者同士の争いで、刺された」
「今年は、デニムだぞ」
「ただの目撃証人であるカブレラが、神父を狙う訳は?」
「事件の調査後、神父と話したか?」
「いいえ、彼は電話に出ません」
「・・・召喚状を出せ」
「司祭にですか?」
「カブレラは、次回出廷すれば釈放だ。もう撃たせられん」
「神父は義務感から、沈黙しています」
「法律上の義務かどうかは、話を聞かんと分からん」
「神父が大陪審で黙秘したら、侮辱罪に問うと?」
「判事次第だ」
「我々が、追及することになります」
「医師、弁護士、司祭は、ルールを作り出す立場にない。
相談者が特権を得られるのは、ごく特殊な場合のみだ」
「・・・あなたもカトリックでは?」
「だから、神父を特別扱いしないようにしてる」
「もう一度話す機会をください」
「構わん、全力を尽くせ」
「了解、です」
「召喚状を持つこと」(と、マッコイ、笑顔で)
エバンズとセリーナ。
やはり沈黙を貫くエバンズ。そして召喚状を渡すセリーナ。
当然、苦境のNY司教区の方々。
検察へ、苦境を訴えに。
・・・・・・・・
「我々は、特権の適用が妥当か否か、判断する権利がある」
「若者は、司祭に秘密を打ち明け、相談したんだ」
・・・・・・
「実用的な助言を求めたのなら、特権は不適用」
「人々は安心して、聖職者の導きを求めさせるために特権がある」
次期検事長選を匂わせ、ルーウィンの怒りを買い、司教区の方退場。
・・・・・・・・
「神父を召喚するしかないの?」
「事情を知る2人が、沈黙中です。事情がないと前に進めない」
「NY中が不安定な時期に、教会側と闘うんですか?」
「カブレラ以外にも、ランドラム殺害を見た者が」
「F・オルテガですね」
オルテガと面会する検察コンビ。
オルテガは、エバンズ神父が自分を釈放してくれると話す。
自分の無実を知っていると。
神父は、真犯人を知っているような・・・・?
カブレラが、ランドラム殺害犯だった。
カブレラは、エバンズに秘密を暴かれると思い狙ったのだ。
そして、オルテガが釈放されるのは、エバンズの証言が不可欠なのだ・・・
・・・・・・続きます