ドラマ『刑事ジョー パリ犯罪捜査班』 #6「マレの悔恨」より
フランス、パリ。ヴォージュ広場で事件が。
現場で捜査中の犯罪班の面々。
刑事ジョー・サンクレール。相棒の若手マーク・バヤール。
鑑識のノルマン。検死官のアラサン。
血まみれの女性の遺体。血塗られた壁。
指紋に該当せず。身元が分かる所持品無し。
「左ほほに打撲傷。首には指の痕がある」
「犯人は顔をたたき、首をつかんで壁へたたきつけた」
(血塗られた壁を指差し)
血を流しているのも構わず、何度もな」
「人通りが多いし、一瞬の犯行だな」
「目撃者はいない。運のいい強盗だ」
「これは強盗じゃない・・・
犯人は怒りに駆られて、衝動的に襲ったんだ」
「彼女が、怒らせたのか」
女性が握っていた血の付いた紙片。
“闇の中に光がある”との文字が。
女性が最後に目撃されたとされるバーで聞き込みを。
女性は一組の手袋を忘れていった、と。
手袋を受け取る刑事コンビ。
そして、バーで女性とモメたというオネェ風男性と話す。
女性は誰かを待っていた風だった。
そして携帯で夫と話していたが
「サン・ラザールにいる」とウソを言っていた。
そして、女性は財布がなくなっていると、言っていた、とも。
財布専門の方々に覚えがある、とジョー。
スリの若者達を捕まえ、戦利品を調べる・・・女性の財布を発見。
女性の名は、マリー=エーヴ・ランベール。
自宅へ夫を訪ねる。
夫は教師で、マリー=エーヴは父親の骨董商を継いでいた。
マリー=エーヴは、マレにいたのになぜウソを?
夫には心当たりはないと言う。
自宅階下の骨董店を調べる。
留守電が一件残っているが、暗証番号が不明だ。
また書類から、店は資金繰りに困っていたことが分かる。
警察署の一室。ジョー&マーク、捜査班チーフのドルモン。
作戦会議。
骨董店の資金調達方法は?パトロン?高利貸し?
また握っていた紙片の文字に、何か意味が?
ノイマンが、留守電の伝言を聞くことに成功。
相手の名は、ダヴィッド・ジフキン。
マリー=エーヴが待っていた顧客なのか?
ダヴィッド・ジフキンを訪ねる刑事コンビ。
「亡くなったなんて・・・近くで待っていたのに・・・ショックですよ」
「何時に会う約束でした?」
「6時だったが、地下鉄で迷った。3年経ってもまだ苦手だ」
遅れてバーに行ったが、会えなかった」
「ジフキンさん、彼女との関係は?」
「3日前に突然電話をもらった。骨董商だって話でね。
ホロコーストの犠牲者の遺品を扱うことがあるらしく
遺族への返還方法を相談したい、と言われた」
「具体的な品について?」
「いや、一般的な話だった」
「なぜアメリカ人のあんたに相談を?」
「私は弁護士だ。
NYにいた頃、、ホロコースト関係の仕事を引き受けていた。
パリに来たから、その縁だろう」
「彼女は、バーに手袋を忘れていったのだが・・・
専門家の見立てでは、1930年代の物です。
(ジフキンに手袋の写真を見せて)
心当たりはありますか?」
「・・・悪いが、ないね。骨董価値でもあるんだろ」
「あんたは、パリに来て3年と?」
「ああ、妻の死後に越してきた。娘がパリの男と結婚してね」
「それは気の毒に・・・」(ニヤッとジョー)
「ジフキンさん、彼女は他にも約束が?」
「いや、午後は公文書館にいると言っていた」
「バーの近くですね」
「それで閉館後に待ち合わせたんだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます
フランス、パリ。ヴォージュ広場で事件が。
現場で捜査中の犯罪班の面々。
刑事ジョー・サンクレール。相棒の若手マーク・バヤール。
鑑識のノルマン。検死官のアラサン。
血まみれの女性の遺体。血塗られた壁。
指紋に該当せず。身元が分かる所持品無し。
「左ほほに打撲傷。首には指の痕がある」
「犯人は顔をたたき、首をつかんで壁へたたきつけた」
(血塗られた壁を指差し)
血を流しているのも構わず、何度もな」
「人通りが多いし、一瞬の犯行だな」
「目撃者はいない。運のいい強盗だ」
「これは強盗じゃない・・・
犯人は怒りに駆られて、衝動的に襲ったんだ」
「彼女が、怒らせたのか」
女性が握っていた血の付いた紙片。
“闇の中に光がある”との文字が。
女性が最後に目撃されたとされるバーで聞き込みを。
女性は一組の手袋を忘れていった、と。
手袋を受け取る刑事コンビ。
そして、バーで女性とモメたというオネェ風男性と話す。
女性は誰かを待っていた風だった。
そして携帯で夫と話していたが
「サン・ラザールにいる」とウソを言っていた。
そして、女性は財布がなくなっていると、言っていた、とも。
財布専門の方々に覚えがある、とジョー。
スリの若者達を捕まえ、戦利品を調べる・・・女性の財布を発見。
女性の名は、マリー=エーヴ・ランベール。
自宅へ夫を訪ねる。
夫は教師で、マリー=エーヴは父親の骨董商を継いでいた。
マリー=エーヴは、マレにいたのになぜウソを?
夫には心当たりはないと言う。
自宅階下の骨董店を調べる。
留守電が一件残っているが、暗証番号が不明だ。
また書類から、店は資金繰りに困っていたことが分かる。
警察署の一室。ジョー&マーク、捜査班チーフのドルモン。
作戦会議。
骨董店の資金調達方法は?パトロン?高利貸し?
また握っていた紙片の文字に、何か意味が?
ノイマンが、留守電の伝言を聞くことに成功。
相手の名は、ダヴィッド・ジフキン。
マリー=エーヴが待っていた顧客なのか?
ダヴィッド・ジフキンを訪ねる刑事コンビ。
「亡くなったなんて・・・近くで待っていたのに・・・ショックですよ」
「何時に会う約束でした?」
「6時だったが、地下鉄で迷った。3年経ってもまだ苦手だ」
遅れてバーに行ったが、会えなかった」
「ジフキンさん、彼女との関係は?」
「3日前に突然電話をもらった。骨董商だって話でね。
ホロコーストの犠牲者の遺品を扱うことがあるらしく
遺族への返還方法を相談したい、と言われた」
「具体的な品について?」
「いや、一般的な話だった」
「なぜアメリカ人のあんたに相談を?」
「私は弁護士だ。
NYにいた頃、、ホロコースト関係の仕事を引き受けていた。
パリに来たから、その縁だろう」
「彼女は、バーに手袋を忘れていったのだが・・・
専門家の見立てでは、1930年代の物です。
(ジフキンに手袋の写真を見せて)
心当たりはありますか?」
「・・・悪いが、ないね。骨董価値でもあるんだろ」
「あんたは、パリに来て3年と?」
「ああ、妻の死後に越してきた。娘がパリの男と結婚してね」
「それは気の毒に・・・」(ニヤッとジョー)
「ジフキンさん、彼女は他にも約束が?」
「いや、午後は公文書館にいると言っていた」
「バーの近くですね」
「それで閉館後に待ち合わせたんだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます