goo blog サービス終了のお知らせ 

あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

体全体を暖めて血液を回す。

2013-10-11 10:44:21 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知は
すでに終わりました。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。
近く新しいレターを発行します。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【今月はずうっとあすなろにおります】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が、陰経絡へと入ってしまったところの
最後の部分です。
最後の『厥陰病(けついんびょう、もしくはけっちんびょう)』です。

要するに病というものは気が正常な状態に
なれば(動けば)よろしいわけですが
いろいろと研究をしていますと
前回のブログにも記したような応用、想像などができるようになります。
そしてそれぞれ固有の病に見合った治療パターンも
自分なりにできてきます。
そこまでくれば楽しいですよね。

さて手の『厥陰経絡』の経穴は
手首の真ん中、裏側にある『太陵(たいりょう)』です。
手首を前屈していただくとしわができますね。
その真ん中辺りと思ってください。

勿論経穴はほかにもありますが
この経絡だけではなく手首や足首には重要な経穴がたくさんあります。
東洋医学では『12原穴』というのがあります。
これは上記にもあるように手首や足首の表裏に
特に12個の重要な経穴(ツボ)があるわけですが
この『太陵』もその一つです。

『陵』は大きな丘という意味です。

どんな病に効くかといいますと-
心臓疾患。胸の異常。
貧血、胃の異常。
手関節炎。心身症、ヒステリー。
くちの乾き。 疥癬となっています。
重要なのは、足の血のめぐりが悪い状態というのも
きっちり書かれています。
この経穴が心臓などの循環器系と
前進の寒熱の調整に使えることが分かります。

特に胃の調整作用もあるということは大きいです。
胃や大腸など『陽明経』といわれる手足の経絡。
ここは体内に熱を蓄えたり回すことができますので
ここがしっかりしていると手足、つまり全体に熱が満遍なく行き渡ることになり
ます。

ほかに急性の胸苦しさや
そのときに起きると思われる結脉(不整脈)にも
私はよく使いますが効きます。

後1回で終わりますが次回は
専門かもひょっとしたら「これ知らんのんとちゃうのん?」
というような、ちょっと面白いそんな経絡のお話をします。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。


経絡治療は難しいですが理解できれば面白いものです。

2013-10-10 10:31:51 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知は
すでに終わりました。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。
近く新しいレターを発行します。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【今年院長のライブとしては後三つで終わりです。
そんなところでライブはもうよろしいです(笑)】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が、陰経絡へと入ってしまったところの
最後の部分です。
三つ目は『厥陰病(けついんびょう、もしくはけっちんびょう)』ですが
もう少し病理考察を加えます。

この項目で「4.気が上攻して心を突き上げる。」
と言うのが前回ありました。
これは欝症状ではありません。
ちょっと似たような症状ですが
「気が上攻して心を突き上げる。」
経絡が違いますね。

中国古典医学では
「脇痛、肝の病変により
疏泄機能が失調すると気鬱のため
脇痛が起こる。」とあります。
欝はあくまでも肝の病で脇腹です。

同じ経絡のカテゴリーの『厥陰経絡』ですが
『肝』ではないことが分かりますし
また治療家としては分からなければいけません。
少し複雑ですね。

どちらかと言うと『心』の病ではと?
でも『心』はカテゴリーから見れば『少陰』ですしね。

同じ『厥陰経絡』で『心包』と言うのがありました。
これまでにもやっています。
こちらのほうの症状ですね。

でも同じような気の病であるのなら
『肝経絡』も使えるのでは?
そうですね。使えますよね。
『肝』は『厥陰』のカテゴリーでもあります。
ただし、その場合主たる症状を勘案しないといけませんが?
『厥陰病』は寒熱の病が主たるものだと
思っておいてよろしいというのも古典には書かれています。

さて『寒熱往来』という症状が
『胆経絡』のところにもありましたよね。
胆経絡の裏が『肝』。
「陰気は動きにくいが陽気で陰気を動かす?」
つまり胆経でアプローチしてみるというのは古典の常道でもありますし
実際に反応も出ることもありますので臨床でも使えます。
こういう病理を考察しながら使える経絡?
あるいは使う経絡を決定していくのが面白いところでもあります。

こうやっていろいろと考えてみると
「なるほど・ふむふむ?」となります。

ですが、これ途中からお読みいただいている皆さんには
さっぱり分からないお話だろうと思います。
そのうちに(基礎から入門編東洋医学)というのもやってみますが
鍼灸関係者でも実は分からない方が結構いるはずです。
まあこれを機会にぜひ古典医学の世界とお付き合いを||
わしなら断るけど?


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

最もきつい陰病。

2013-10-09 10:32:06 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知は
すでに終わりました。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。
近く新しいレターを発行します。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【台風は今のところ関西地方には
大きな影響はなさそうですね】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が、陰経絡へと入ってしまったところです。

本日からいよいよ三つ目の最もきつい病を取り上げます。
三つ目は『厥陰病(けついんびょう、もしくはけっちんびょう)』です。
なぜか私の治療院に多く来られる患者さんです。

ところで江戸時代の医師の広岡は以下のように言っています-
「傷寒は十の病のうち八九までに潜んでいる。」と。
これは医学オタクとしても驚くべき話ですが。

ですから、ちょっとしたお体の不具合も
やり過ごすことをしないで、専門家に診てもらって
きっちりと治していただくようにしましょう。
今取り上げている『陰病』以前の『陽病』の段階で
治しておくことが大切だと言うことですね。

話を『厥陰病』に戻します。
けっして私この病を専門的に研究してきたわけでもありませんし
最も得意な病というわけでもありません。
ですが、なぜか多いんですねえ。
だから研究をしないといけないということになります。

ところで、私がこの病を見つけたのは
今資料として使っている『傷寒論』の
『六経弁証』の項で見つけたわけです。

おそらく現代医学のお医者さんには最も分かりにくいものだろうと思いますし
大変複雑多岐にわたる病の症状を呈します。
まとめますと以下のようになるようです-

1.四肢が冷える。
これの関連としまして-
冷えがひどくて熱が少ないか?
あるいは逆に熱が高く冷えが少ない。
また、こういうのが日によって変わることもあります。

2.精神錯乱。
3.口渇、喉乾燥。
4.気が上攻して心を突き上げる。
5.心窩部が痛み熱っぽい。
6.空腹だが食べたくない。
7.その他。

東洋医学古典にも実にこの病が
複雑な症状を頻繁に変えながら現れる様が書かれています。
お手上げのドクターなら診療内科や精神科へ回したくなるのも理解できます。
というか、精神科などに通院されている患者さんの
ほとんどではないのかなとさえ感じます。

以下心身の様々な症状について端的にまとめてある資料がこれです-
・寒熱錯雑証
・全身性の寒証(顔面蒼白、精神疲労、無力感、四肢厥冷など)
・熱が錯雑し、冷えと熱がともに盛んとなる。
これの関連症状ですが-
先に冷えが来て熱が出るものと
その逆に先に熱が出て後冷えが出るものもあります。
また両方同時に出るものもあると書かれています。

まあこのくらいにしておきますが(笑)。
実はほかにもたくさんあるんですわ。
読んでいてもあきれるくらい症状が複雑です。
お医者さんとしては「まったくやってられねえよな。」となるでしょうね。
日によって患者さんの言うことがころころ変わりますのでね。

精神科へ回すしかないとしても
五臓の病である以上実は虚的病です。
ですから複雑できついお薬をいくつも登用すればするほど
患者さんの病は治りにくくなる可能性もなくはありません。
古典医学を研究されているドクターのお話も
ぜひお聞きいただければと思います。
もう少しここやってみましょか。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

生活習慣を見直すからこそ医療も効果が上がるわけ。

2013-10-08 11:13:58 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【10月はあすなろ院長は実は
ライブもお手伝いも一切入れていません。
ただ11月以降のライブなどの準備など
机での作業に徹しているのが現状です】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が、陰経絡へと入ってしまったところです。
実は後一つ陰経絡の病が残っていますが
もう少し前回書きました『温経散寒』について考えてみます。

ところで東洋医学には『治法』というものがあります。
ばさっと簡単に書きますと
大きく二つに分かれます。

一つは『本治法』おいうもので
これは根本治療です。

二つ目の『標治法』は、患部の症状に応じて行なう治療法です。
肩こりならそこを揉んだり押したりします。
痛いところはその痛みを取ります。
あくまでの、その部分を中心に治療するというものです。

この場合『寒』というものが基本にありますので
そのテーマの冷えを取らなければいけません。

『本治』であるなら、これまでの病の特徴などを勘案して
その五臓のどれかや、経絡のどれかを暖めるという治療をしないといけませんが
それが前回記した経絡と経穴(ツボ)です。

ところで『腎』の陽虚になりますと
特に下半身など足腰が中心に冷えますので
その部分を表治法によって暖めるのは当然ですが
そこばかりを暖めても実は根本的には治りません。

前回記したような部分も温めながら
上記のつらい部分も温めます。
それが正しい意味での『温経散寒法』ということになるんですね。
これを『表本同治法(ひょうほんどうじほう)』とも言います。

では治療だけでよろしいのかといいますと違います。
日常生活の中にその『温経散寒法』を組み込まなければいけません。

・薬もそういう、お薬がありますので
漢方の専門家に相談して飲む。
・夏でも冷たいものや食べ物をできるだけ避ける。
・気温に応じた衣服調節をきっちりやる。
・温野菜などをしっかり食べる。
・夏でもシャワーだけというような習慣はやめて
きっちりとお風呂に入る。
・特にお腹から下の下半身の冷えには気を配るなどなどの
諸注意が生活に生かされてこそ
『温経散寒法』の実践であり
それらの実践と医療があいまって
病の治癒へと進むということを考えないといけません。
次回は三つ目の陰病についてお話します。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

要するに暖める治療になります。

2013-10-07 14:10:29 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。


{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
本通りネットライブ情報やおおとり、福・福寄席などの各種イベントは-
http://blog.goo.ne.jp/hondoori_2005



諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり秋は確実にやってきてあっという間に冬が来る
【また大きな台風が来ているようですね。
今度のやつは、9日ごろ近畿地方に影響を与えそうですね】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が三陽経絡を経て、陰経絡へと入ってしまったところです。
『少陰』と『太陰』も含めて
これらの治療法について少し触れます。

この場合治法は『温経散寒法』と言います。
代表的なものを記しますと-まず『少陰』であれば
腎経の『太谿 (たいけい)』を。
位置は、内くるぶしの後ろおおよそ1.5cm辺り。

『太陰』であれば、足の裏親指の窪んだ辺りの
『卑経』の『太白』。

全身的に考えて『気海』という
オヘソの下おおよそ10cm少しのところにある任脈の経穴。
手の親指の手首表の辺りからおおよそ胸に向かって1cm少し上がった辺りの
『温溜(おんる)』という経穴です。
この経穴は、そのためにあるようなものです。

後胃経絡の『足三里』。
胃の経絡の『帰来』。
これらはあえて位置は記しませんので
皆さんで調べてみてください。
実は応用を利かせるのでしたらほかにもあります。
ついでに調べてみるのも面白いかも知れません。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。