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あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

五感全体で人体を診た医学。

2013-10-16 11:58:31 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

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{明日のために今日経絡指圧}


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諸君オッス!
【今回の台風は皆さんいかがでしたか?
被害にあわれた皆さんには心よりお見舞い申し上げます】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方と見方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。



≪脉のお話≫



さて本日からは『脉診』の基礎的なお話をします。
実は私のほうには「もう少し『脉』の話を」
というご要望も幾人かの方からもありました。

そこでちょっと文字として表現するのが難しい
この『脉』のお話を
あえてさせていただくことにしました。

さて東洋医学は今からわけの分からないほど古い時代に生まれて
今日にいたっています。
当然MRIも、レントゲンなんてしゃれた医療機器もなかった時代です。

じゃあどうやって人の体を当時のお医者さんたちは診察していたのかといいますと-
患者さんの体全体や顔色、目を診たり
舌を診たり、話を聴いたり。
ときに付き添い社に普段の患者さんの状態を客観的に訪ねたり。
お体に触れたり。
声の調子やしゃべり方などの特徴。
あるいは息遣いなどからデータを収集していました。

その中の「患者さんのお体に触れる診察行為」の中で
『脉』というものが最も客観的なデータとして
医者たちは重視します。
これが発展して『脉診』と言われるものになります。

さて『脉』につきましては、これまでにもちょこちょこやっていますが
元来は手から手へ
この道に精通されたお詳しい方から
手ほどきしていただくのが望ましいところでもあります。

ところで本論に入る前に、実際『脉診』をされている先生でしたら
この『脉』というものが持つ重要性については
日ごろの臨床の中で勿論十二分にお分かりいただいていると思います。
とにかく『脉』は人によってもまったく違いますし
また同じ人でも時間によっても違います。
治療前=診察時の『脉』と
治療開始時少し経過した『脉』と
治療後の『脉』の状態ががらりと変わります。

ただし、まったく変わらない方も実はたまにおられますが
私の経験では少ないくらいです。
まず何らかの変化があります。

これまでに少しづつ小出しにしていた『脉』というエタイの知れないものについて
お話しますが、これ案外同じ医療関係者でも
お医者さんよりも、むしろ看護師さんたちのほうが
興味をお持ちだったりするから面白いです。

ところで『難経』という書物が私のブログに最近よく出てきますが
実はこの『脉』に関するお話も『難経』には
かなり詳しく記載されています。

話ががらりと変わりますが、ギターをされている方の仲で
(別にギター以外の習い事でもよろしいですが)
このブログをご覧の方で
先生に習われた方おられるかどうか分かりませんが
必ずしも教則本の1ページからやらないことが結構あります。
今回もそんな形になりますが
私あすなろ院長が取り上げるのは
その『難経』の九難から入ることになります。

これまでに書いてきたものを踏襲しながら
ある程度の診察に使えそうな段階から
診断にいたるまでの入り口までのところをまず取り上げてみます。
本日はこれまで。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
院長も、たまには聞いてみようっかな?
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

最後にもう1度まとめますね。

2013-10-15 11:45:57 | Weblog
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諸君オッス!
【また台風が来ているようですね。
関西には明日明け方ごろ影響がありそうです】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その6>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

前回のブログでその5の-
『形が羸痩していて薬を服することができないものが、第五の不治です。』
をやりましたが、いかがでしたか?

これは病だけのことではなさそうですね。
どんなことでもそうですが
そのことにある程度、精通した人の言うことは
素直に聞きなさいということなんだろうなと思います。
これは何にでも応用できそうです。

では今回は最後の項目です。
『巫を信じて医を信じないものが、第六の不治です。』
おおよそ文字をご覧いただければ
何となくお分かりいただけるかと思います。

実は古代では、病とは
鬼神のもたらす災いであるとされていました。
東洋医学がまだまだ未発達の時代のころです。
そのころの治療は主に呪術的な行為の類だったようです。

やがて時代が進みましてこの『六不治』の考え方は
前漢時代にはすでに確立されたことが
『黄帝内経』という鍼灸の医学書において
やはり編纂されていたことが分かっています。

それでも何といっても古代。
両論合い争う時代だったんだろうとは思いますが
非科学的な考え方から
やがて、そこから脱出して
医療は医学へと発展していく様が理解できます。

ところで、この『六不治』の思想は
『黄帝内経』で、確固たる医学理論として確立しますが
今読んでもうなづけるものですよね。
中国のまさに医療的科学時代の到来だったわけです。
『六不治』?まさに普遍的な医学理論の一つですね。

では、もう1度最後にこの『六不治』の項目を
確認して終わることとします。


   【司馬遷の史記 扁鵲伝より】
 『六不治』
  驕恣不論於理.一不治也.
  軽身重財.二不治也.
  衣食不能適.三不治也.
  陰陽併.臓気不定.四不治也.
  形羸不能服薬.五不治也.
  信巫不信医.六不治也.
  有此一者.則重難治也.

和訳-
  勝手気ままに生き、理に従わないことであり。
  身(健康)を軽んじて、財(お金)を重んじることであり。
  季節や気候に合った衣服を着用せず、暴飲暴食、偏食などをすることであり。
  陰陽のバランスが崩れて、臓気が定まらないことであり。
  体が衰弱して、薬を服用できないことであり。
  巫女(占い)を信じて、医者を信じないことだ。
これらの内、一つでもあれば病を治すことは困難である。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
院長も人生にくたびれてきたので聞いてみようっかな?
みっちゃん作詞、そして歌。
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自分でも体調が悪いことが分かっているのにねえ?

2013-10-14 11:56:31 | Weblog
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諸君オッス!
人気ブロガーはやっぱり夏の後は確実にあっという間に冬が来る
【今朝、家からJR阪和線和泉府中駅まで歩く間
汗をかきませんでしたので明日からは薄手の上着を着ることにします】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その5>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

今回からその5の
『形が羸痩していて薬を服することができないものが、第五の不治です。』
に移ります。

ところで前回の『気一元の考え方』のお話の中で
現在確立された『命門学説』の説明で
> この考え方は『難経』が書かれた時代から
> かなり、“さかのぼった時代”にある中国の医家が提唱した考え方で
と書いていますが正しくは“時代が下って”ということです。
要するにこちらの時代へ近いよということです。
お詫びして訂正します。

ところで『形が羸痩していて薬を服することができないものが、第五の不治です。』
まず結論を簡単に言いますと
病を見れば専門家ならおおよそ診断がついている。
にも関わらずその医師の言うことに
素直に耳を貸そうとしない患者さんのことを言います。
「薬を服することができない」というのは
何も薬だけではなくとにかく言うことを聴かない
ということも含んでいます。
案外今の時代も世の中には多いんです。

実は以下の、この話は『黄帝内経素問五藏別論篇第十一第二節』
という古い医学書のところにありまして
『六不治』の提唱者の扁鵲が出てきます。
結構有名な話です。
荒木性次先生の書かれたものがありますので
以下引用させていただきながら要約させていただきます--

さて、かの扁鵲先生が
齊(せい)の国の桓公をみて
「あなたは病気だ。
今はからだの表面に病気があるが、やがて奥に侵入してゆくだろう」
と言います。
しかし桓公は「わたしは病気ではない」といって
治療をたのみませんでした。

その後先生が退出したあとで
左右の家臣を顧みて
「醫者という者は、名利を好むものだ。
病氣でないものを病氣だといつわって、功を立てようとする」と言います。

その後、五日たって、扁鵲先生は
また桓公にまみえます。

「あなたの病気は、今は血脈にあるが、治療しないでいると
もっと深く入ってゆくだろう」と言います。
桓公はひどく不機嫌です。
「わたしには病氣はない」といって、とりあいません。

その後、五日たって、扁鵲先生はまた
桓公をみて、「あなたの病氣は、胃腸にまで侵入した。
治療しなければ、もっともっと深くなるだろう」と言います。
桓公は無視。

その後、五日たって、扁鵲先生はまた桓公に謁しますが
桓公を人目見るや否や逃げ去ります。

桓公が使者を出して、そのわけを問わしめたところ
扁鵲先生は「病氣がからだの表面にある間。
あるいは血脈にある間。
もしくは腸胃(内臓)にる間は何とかなるが
病氣が骨髄にまで侵入すると、どうすることもできない。」と言います。
医者がさじを投げるということですね。

「その後、五日たって、桓公は病の床につき
扁鵲を探したが
逃れ去ったあとであった。
桓公はついに死んだ。」
という文章でこの部分は終わっています。


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『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

命の炎。

2013-10-13 10:57:30 | Weblog
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【昨日と今日は私の住んでいる泉大津市と
その周辺の地域ではだんじり祭りです。
まあ、あすなろ院長には関係ありませんが?】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

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現代医学的発想にはまったくない
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<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっていますが
その第4の項目は終わりました。

『気一元の考え方』のお話を
次の第5の項目へ移るまでのつなぎとしてやっています。
つなぎ」とあるからには本当に簡単にやります。
今回のブログで片付けますのではいな。
これはまたいずれ詳しく勉強したいと思いますのでよろしくお願いします。



[一陽(いちよう)の考え方]



ごく簡単に省略して書きますと
東洋医学では両方の腎の間に
『命門(めいもん)』というものがあるとされます。
『一陽』は小さな炎とされます。
つまり命の火です。なかなか厳粛な考え方ですね。
ここがつまり『命門』で
元気の元になる場所だと言うのが東洋医学の考え方です。

ところで腎に宿る『元気』を
『一原の原気(いちげんのげんき)』とも言います。
これが『一元の気』あるいは
『気一元』の考え方です。

さてここからはしょりますと--
「『心包はすなわち命門である」ということ。
『心包』はあの手の中指から出る『心包です。
つまり『心包は『命門』の別枝ということです。

この考え方は『難経』が書かれた時代から
かなり、さかのぼった時代にある中国の医家が提唱した考え方で
後々の臨床家たちにも大きな影響を与えるとともに
この考え方は、現在も生きています。

これを要約しますと-
1.その経脉は手の厥陰であること。
2.その腑は三焦であること。
3.その臓は心包絡であって
4.心下の横隔膜の上に位置するというものです。

特に今回は触れませんが2.と3.はとても重要です。
私も患者さんの元気そのものを
ばさっと診るときに応用しますが
かなりつかめます。
『三焦論』とか『相火論』というような
臨床的にもとても大事なものがあるからですが
ここは実はとても重要な部分でもあります。

そして「命脉に神が無くなれば死ぬ」とあるように
「両腎間に、たとえかすかでも脉があれば
治療の仕方によっては生きるんだよ」と言っているわけです。


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『経絡指圧整気療法』は
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東洋思想と医学。

2013-10-12 11:14:40 | Weblog
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最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知は
すでに終わりました。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。
近く新しいレターを発行します。


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いろいろとやらなければいけないこともありますのでねえ】




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<六つのタイプの困った人たち、その4>




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「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が、陰経絡へと入ってしまったところの
最後の部分も終わりました。
前回「ちょっと面白い経絡のお話をします。」と書きましたので
次の大きな項目の5へ行く前に、そのお話をします。

さて前回にも出てきた『十二元穴(12げんけつ)』というお話。
人体には12の経絡が、それぞれ
手足には奔っていることは
これまでにも言葉を変えながらも何度も書いています。
その代表的な経穴が『十二元穴』ということも
前回書きました。

当然各経絡から出ている気は
それぞれが別々に12本の経絡から出ているんだろうと思っていたあなた?
一般の人ならまあしゃないんですが。
これがプロなら失格ということになります。
出直していただかないといけませんね。

実は『気一元の考え方』というものが東洋医学にあります。
12本(これに+たくさんの『絡脈』などがありますが)。
元は一つから出ているんだよというのがその考え方です。
大きな河川でも実は必ず源流というものがあるのと同じです。

『気一元』とある以上、元の部分があるはずですが
この考え方は実に古く、いわゆる中国
春秋戦国時代の諸子百家と言われるものに登場した
多くの有名な思想家たちも考えていたようです。
まああまり小難しいお話は抜きにして
ここでは東洋医学と『気一元』というものについて考えます。

と言いながらも、「大宇宙は」と書き出しましたが
これも端的に言えば元は一つの気であるという思想です。
そして大宇宙に対して「人間は小宇宙である」という
この医学も含めた東洋思想の基本的な考え方。
要するに同じだよということですね。
これが『気一元』の大前提だろうと思います。

抽象的な人間の命=心身を
東洋医学は、ばさっと捉えていますが
最初から12本の経絡とか何とかと言っていては
とてもではないですが人体なんて掴みどころがないということです。
ここに人の気は元は一つの気から出ているんだよと考えたとき
抽象的に捉えがちな人の命は
実に鮮やかで、しかもくっきりと
その1個の生命体は実体として見えてくるはずです。

今回は『気一元』の大前提のみをお話しまして
次回からはできるだけ簡単に人体と『気一元』について書いてみます。


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