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あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

異常にお体が冷える方は肺の弱りを疑ってみてください。

2013-10-03 11:14:28 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

最新のあすなろ経絡が発行したニュースレターですが
東洋医学編の『健康百話』では
秋と健康、風邪の初期について。
堺市立健康福祉プラザで行われる音楽以外の10月のイベント告知。
そして編集後記では『振り向かない人たち?』というのを書いています。
上記の話題は1部2枚のコピー用紙にまとめています。
ドアポケットから、お気軽にお持ち帰りください。


{明日のために今日経絡指圧}


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≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。


   


<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』を終えまして
病邪が三陽経絡を経て、陰経絡へと入ってしまったところです。
前回の『少陰病』の症状について
私なりにもう少し考察をくわえてみます。
今回は最近東洋医学を勉強し始めた方には少し難しいかもしれませんが?

ところで『少陰経』というカテゴリーには
上は心と、下は腎というものが含まれています。
ここを抑えておいてください。

さて『少陰病』の臓腑病理を見ますと、この場合
どうやら『腎の陽虚』が分かります。
あまり『心』は関係ないようにも思えなくはありませんが?
実は関係ありそうです。後に記しますが。

ところで腎の虚と一口に言いましても
主に三つの虚があります。

一つは腎の『精』の虚。
二つ目は同じく『陰虚』。
三つ目はこの『陽虚』です。

そして同じ『少陰』のカテゴリーでもある『心』ですが
ここも同じく働きが低下していることも考えられます。
心の臓を別名東洋医学では『熱臓』と言われるのもその理由です。

また前回にも書きましたがすでに肺がかなり弱っていることで
体が冷えやすい状態にあることも考えられます。
肺の病理に『洒淅寒熱』というのがあるのがこれです。
『洒淅』というのは頭から水を浴びせられたような感じのことを言います。

ところで心臓の上に肺臓が位置しているというのが解剖学の話ですが
心臓をまたがるようにして乗っかっているわけですね。
心臓は肺の呼吸によって動かされるというのが
東洋医学の考え方です。
だから呼吸が止まれば心臓も止まるわけです。
ここも重要なポイントです。

要するに肺が弱ることで心臓も弱るという順序。
肺の呼吸と弱りによってすでに外邪が侵入している。
そして体が冷えるとともに心臓の働きも落ちてくる。
心=熱の臓であるので
これの働きが落ちるといっそう体が冷える=腎陽虚。
という病の流れになります。

長くなりましたので今回の『少陰』と前々回取り上げた
『太陰』も含めて
次の三つ目に移る前に先に
二つの治療法については次回に続けます。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

いわゆる内臓の虚です。

2013-10-02 11:13:50 | Weblog
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「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
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<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
いわゆる「病を治し難い困った連中6タイプ」のお話です。

「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

『傷寒論』の中のカテゴリーにおける『傷寒』の中の
五つを終えまして、もう少し突っ込んで書いているのが
病邪が三陽経絡を経て、陰経絡へと入ってしまったところです。

『太陰経絡』からお腹の臓器に病邪が移った部分~
そこからまた深いところにある『少陰』という部分に
病邪が入ってしまった解説をやっています。
前回の『少陰病』の症状についてです。

1.気力が衰える。
気虚の状態に入りました。
動くどころか、ものを考えることすらおぼつかない状態がこれです。

2.悪寒。
病の邪気そのものは身体内側に入ってしまってはいますが
どうやらた体表そのものも虚してしまっているのがこの状態です。
いっそう外邪にやられやすくもなっています。
抵抗力がかなり落ちています。

3.手足が冷える。
これはすでに六腑の胃と大腸など手足の『陽明経』もやられていますので
体に熱を回しにくい上体になってしまっているということです。
肺と心も弱っていることも考えられます。

4.眠りたがる(眠っているようで眠っていない)状態。
『陽虚』というものです。
陽気は人の活動以外に覚醒という意識状態の働きを持ちますが
その意識状態が落ちている状態です。
『三陽経絡』がすでにやられていますので
熱が体から逃げてしまっている状態を想像してください。

5.脉は細微。
これは気血(きけつ)が虚してしまっている状態で
生命力も落ちてしまった状態です。

次回は今やっている『少陰』と前回取り上げた
『太陰』も含めて
次の三つ目に移る前に先に
これらの治療法について述べます。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
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『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

これですが放置すると慢性になります。

2013-10-01 10:54:20 | Weblog
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が?】




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   10. 物事の基本と、抽象的考え方

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<六つのタイプの困った人たち、その4>




さて古代中国の医者扁鵲(へんじゃく)先生が説いた
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「陰陽が併さり臓気が定まらないものが、第四の不治です。」
というものをやっています。

病邪が三陽経絡を経て、陰経絡へと入ってしまいました。
前回は『太陰』と言われるカテゴリーの経絡から
お腹の臓器に邪気が入ってしまったお話でした。

実はこの『太陰』には肺も含まれていますが
『傷寒論』ではお腹がやられるとなります。
肺は風邪の初期段階で「ゴホン」といった段階で
すでにやられているということが考えられます。

さて次の段階は『少陰』というカテゴリーの経絡へ
邪気が移ってしまったというお話です。
ただし、この段階では、もうほかの臓器にもともに
悪影響を与えている場合が多くなります。
ちょっと厄介です。

まず『少陰病』そのものの症状ですが-
1.気力が衰える。
2.悪寒。
3.手足が冷える。
4.眠りたがる(眠っているようで眠っていない)状態。
5.脉は細微というのが書かれています。
次の号では、またこれらについて解説してみます。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
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